fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

桜花賞 ~アユサンか?アユサンだー!

アユサンか? アユサンか? アユサンだー!

この実況が妙に頭に残っています。

巷では武兄弟のワンツーもあるのでは?なんてことを囁かれていた戦前ですが
終わってみればデムーロブラザーズのワンツー!
しかも2頭抜けだしての叩き合い! いったんはミルコのレッドオーヴァルが出たのですが
クリスチャンのアユサンが差し返したときはかなり熱かったです。主に馬券的な意味で。

アユサンはもともとアルテミスSで2着のある素質馬で、阪神JFも4番人気でした。
阪神JFも、チューリップ賞も負けはしましたが
それぞれ0.6差、0.7差とそれほど差はなかったし
まだ緩いところがあって外に逃げたりしていたとのことでした。

今回は調教の動きも良く、上積みがかなりありそうだったのと
腰がしっかりしてまっすぐ走れるようになったとのコメントもあり
ここにきて大きな成長を感じられる一頭でした。

過去の桜花賞のパターンとして、混戦のときを穴をあけるのは
前哨戦で負けて評価を下げた馬の巻き返しというのがありますが
今回はそこから学んで狙い撃ちできました。
過去の桜花賞で飲まされた苦杯を一気に精算できましたね。

しかし馬券的な意味でもっと熱かったのは3着争い。
プリンセスジャックがクロフネサプライズを捉えたおかげで
かなりの配当妙味が生まれました。
こちらも阪神JFで0.5差の6着の実績があり
穴パターンとしてはアユサンと同じです。こちらは人気が無さすぎでしたね。

終わってみれば、5着以内がすべてチューリップ賞組。
チューリップ賞組は強し。
クロフネサプライズの圧勝に惑わされた部分もあったのかもしれませんが
2着以降も決して弱いメンツではなかったということ。
3歳クラシック戦線は、ときに面白いほど過去のパターンにハマるときがあります。