fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

福島代替開催 ~福島競馬を振り返る

4/29の月曜日は、先日雪で中止になった福島競馬の代替開催。
天気もいいし、他場の開催もないのでせっかくだから福島に遊びに行こうか?
なんて思ったものの、ちょっと予習してから家を出ようかと競馬新聞を見始めたら
ズルズルとグリーンチャンネル見ながら競馬やってました(;´∀`)

世の中、そんな人が多かったのか、福島競馬の売上もかなりのものだったようで。
29日の福島売り上げ84億円超! - 予想王TV@SANSPO.COM

普段はこんなに福島開催だけにじっくり集中することはないので
福島での予想方法を見直すのにいい機会だったと思います。
少しだけ振り返っておきましょう。

まず全体の傾向から。
さすがに開催最終日ということもあって、馬場は荒れてきていました。
かといって内が不利というほどでもなくて
外よりは内に進路をとりコースロスを少なくしたほうが有利。
ただ、荒れ馬場への適性はある程度要求されるので
ダートもこなすようなタイプのほうが良さそうな感じ。

前へ行っては、最後もうひと踏ん張りが効かず
後ろから行っては、あと一歩届かない
そこで好位の後ろあたり、インでためて、直線は外に出して差すのがベスト
そんな感じな馬場でしたかね。

まさにそういう乗り方でメーンと最終を2連勝したのが古川騎手でした。

福島中央テレビ杯は、メイショウツガル。

もともとこのクラスで勝ち負けする力はありましたが
前走の阪神の1000万下戦は外を回らされての敗戦でした。
今回は好枠でもありましたし、内目で脚をためられそうなのと
ダートでの勝ち鞍もあり、この馬場も問題なさそうだったので期待していました。

レースでは、思ったより後ろの位置取りにはなりましたが
その分、直線ではよく切れました。平坦もプラスだったのでしょうか。

相手には、やはり内枠で、ダート実績のある先行馬ということで
シルクパルサー、クレバーアポロあたりに期待しましたがこちらは不発。
馬券は抑えの3連複が的中しましたが、ガミってしまいました。

最終は川俣特別、勝ったのはエーブフウジン。

馬券で勝負したのは、アポロテイスト、マイネルエクレウスの2頭軸でしたが
アイファーファルコの逃げがなかなかいいペースだったので
2番手でついていったアポロは最後苦しくなったでしょうか。
ラジオNIKKEI杯で0.6差の実績があるマイネル
この条件で先行して流れに乗り、変わり身を見せてくれたのですが
最後は、エーブフウジンの決め手に屈してしまいました。

印象としては、エーブフウジンがうまくハマったなという感じです。
流れとしてはやや早めの平均ペースくらいで
先行グループを見る位置のインで流れに乗れましたので
先行馬を射程に入れて瞬発力を生かすことができたでしょうし
さらに後ろ、外を回って差してくるスズカアンペールをギリギリ封じることもできました。

2鞍とも古川騎手がうまく乗ったなあという感じです。
そういうところをよく覚えておいて、
馬自身の力関係を見誤らないようにしようということは当然なのですが
どの馬がハマりそうか、というのを予想の段階でよくシミュレートするのも大事です。
単純に流れが早くなりそうだから差し馬、逆なら逃げ馬、という単純思考ではなく
もっと微妙なさじ加減で読めるようになると単の勝率が上がります。

馬単、3連単で勝負するなら、単勝の精度は重要ですし
何よりWIN5対策には不可欠なので、
このへんのトレーニングは意識的にやっていきたいですね。