キャロットクラブ2013年度募集馬見学ツアーに参加してきた その2
つづいてはノーザンファーム Yearling 9 & 10。
施設としては新しいところで、牧場入り口の道路がまだ舗装されておらず砂利道。
また、土壌の水はけがまだ悪く、雨の影響で足場はかなり湿っていました。
ここでの見学頭数は多いので、牡馬と牝馬、2回に分けて展示が行われました。
ノーザンファーム Yearling 9 & 10 牡
49. シーザリオの12
【父ハービンジャー 母父スペシャルウィーク 牡 30万円(12,000万円)栗東・石坂正厩舎】
馬体重は464kgとありましたが、それ以上に大きく見え、威圧感がありました。
歩く姿は大物感がありますね。日本の軽い馬場で力を発揮できるのか謎な印象はありますけど。
30万の資質はあるかもですが、やっぱ怖いなあ。
ちなみにハービンジャー産駒はみんなガタっと悪くなった時期があったそうなのですが、
それを越えると持ち直してグングン良くなっていったと。そういうところがあるそうで。
だからカタログで悪く見えても、それは悪い時期だったのかもしれないから
よく確認しましょう、というお話。
60. クリソブレーズの12
【父ゼンノロブロイ 母父エルコンドルパサー 牡 12.5万円(5,000万円)栗東・音無秀孝厩舎】
クリソライトの分、盛ってるんだろうなあと思って見ましたが、いやなかなか良さそう。
馬体のバランスも良くて、動きもしなやかさがあります。
ダート馬かと思っていましたが、芝も十分いけそう、というか芝馬?
43. シェルズレイの12
【父ディープインパクト 母父クロフネ 牡 15万円(6,000万円)栗東・高野友和厩舎】
母父クロフネらしく、いいガタイをしている感じ。まあディープっぽくはないでしょうか。
走るイメージはわかないけど、走らないとも言えず。
15. トキオリアリティーの12
【父ステイゴールド 母父メドウレイク 牡 11.5万円(4,600万円)美浦・堀宣行厩舎】
キャロスタッフがおすすめしてました。バネがあるよってことです。
自分にはあまりピンと来なかったかなー。
他にも注目馬はいたと思うのですが、印象に残っているのはこのくらいで。
ここでいったん牡馬たちは引っ込みます。
ノーザンファーム Yearling 9 & 10 メス
そして反対側から牝馬が登場。
54. カメリアローズの12
【父ネオユニヴァース 母父ホワイトマズル メス 4.5万円(1,800万円)栗東・佐々木晶三厩舎】
ネオ産駒らしいルックスの良さ。動かしてみると柔らかみがあって良い印象でした。
68. ラフィカの12
【父クロフネ 母父サンデーサイレンス メス 3.5万円(1,400万円)栗東・吉田直弘厩舎】
なんとなく目を引きました。体重の割には意外と大きく見えた、気がしたのですが
改めて写真で見るとそうでもない?
73. シルヴァースカヤの12
【父マンハッタンカフェ 母父シルバーホーク メス 7万円(2,800万円)栗東・池江泰寿厩舎】
ルックスが良くて目を引きました。動きもまずまず。でも何かいまひとつ。
35. ピノシェットの12
【父メイショウサムソン 母父ストームキャット メス 3.5万円(1,400万円)美浦・小西一男厩舎】
トモの感じは悪くないと思ったのですがねー。
血統的に、将来の繁殖用として期待したいところです。
59. ティエッチマンボの12
【父ウォーエンブレム 母父キングマンボ メス 5万円(2,000万円)栗東・吉田直弘厩舎】
これもトモの感じが良く。歩様も力強さがあって良かったと思います。
本当に簡単ですが、こんなところで。次で終わる予定です。