fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

キャロットクラブ 2012年産の残り物から福を探す

残口ある馬を眺めてみて気になった馬をピックアップ。
今回はキャロットクラブからブランダルジャンことラフィントレイルの12をチョイス。

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キャロットクラブ

この馬の一番の魅力はやはり血統ですね。
強調すべきは母ラフィントレイルの繁殖としてのポテンシャル。

ラフィントレイルは、GⅠ馬ファビラスラフイン*1の娘で、
自身は5戦未勝利のまま引退、果たして繁殖としてどうなのか?ってことですが、、
実は、去年の7月にラフィントレイルの12についてコメントしたときは
「兄弟に目立つ活躍馬はなし」としていたんですよね。
しかし、その後の活躍で評価が一変しました。

父ダイワメジャーの兄ブレイズアトレイルは4歳の夏~秋に3連勝でOP入り、
今や重賞で何度も接戦を演じ、もう一歩でタイトルに手が届く勢いです。
ネオユニヴァース産駒の兄ジャイアントリープも、4戦目の京都新聞杯をキズナの4着、
現在は準OPで、本格化が見込まれる4歳、こちらもOP入りが見えてきました。

これらの活躍を思うと、ラフイントレイルの繁殖としての力はなかなか高そうです。
ブランダルジャンの現状には物足りないと思うところはあるでしょうが、
同じサンデー系の父を持つ兄たちのように、徐々に良くなっていくと考えれば、
その成長力とポテンシャルに賭けてみたくなります。

そして父ゼンノロブロイ。
ラフィントレイルの父はエルコンドルパサーで重さを感じるところがあるので、
米血統でスピードを感じさせるロブロイとの組み合わせというのは、
兄のダイワメジャーやネオユニヴァースよりも好感が持てます。
スピードとパワーを兼備して、力の要る馬場の中山や札幌で活躍しそうです。

イメージとしては、先日フワラーカップを勝った、同じロブロイ産駒のバウンスシャッセ。
でも3歳春から活躍する感じはないので、古馬になってから中山牝馬SやクイーンS狙い、
そんな展望を描きたいですね。

ちょうど昨日の更新で、早期入厩の予定が発表されました。
順調なことは何よりですし、馬体もここにきて成長してきたようです。
楽しみはあると思います。

*1:7戦4勝、秋華賞勝ち、ジャパンCはシングスピールの2着