fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

キャロットクラブ2014年度1歳募集馬の自分用メモ 関東編その1

いよいよ今週です、キャロットクラブの2014年度の募集馬カタログが発表となります。
すでに確定馬リストは発表されているので、粛々と予習を進めておりますが
個人的には去年よりも力が入る感じです。カタログを見るのが非常に楽しみ。

さて、今回もいつものように自分用メモをまとめています。
ある程度準備ができてきたので、今週でぼちぼち上げていきたいと思います。
いろいろおかしなコメントがあったりしてお見苦しいところもあるかもしれませんが、
季節病みたいなものですから、生暖かい目でスルーしていただければ幸いでございます。

2014年度 スケジュールのおさらい

最初に今後のスケジュールについて、主なところをざっくりおさらいです。
もう明後日にはカタログが見られるんですねー

8/26(火)夕刻 クラブHPでカタログPDF版とDVD収録動画を公開
8/28(木)夕刻 クラブHPで測尺・予定育成牧場一覧表を公開
8/29(金)募集馬カタログ到着予定(メール便でポストイン)
9/4(木)~ 募集馬見学ツアー*1
9/10(水)17:30 第1次募集締切
9/19(金)クラブHPで第1次募集結果通知

募集番号 1~10

ジンジャーパンチの13
【父ディープインパクト 牡 17.5万円(7,000万円)関東・厩舎】
キャロお馴染みでGⅠ6勝の名牝ジンジャーパンチ、今年は待望の牡馬でディープ産駒、
そろそろ大物が来るか…という期待感を煽る。母父はBCクラシックを勝ったオーサムアゲイン、
Deputy Ministerの直仔でかつディープと相性の良いブラッシンググルームやミスプロの血を含んでおり、
実際大物が来てもおかしくはない組み合わせだ。ただ、配合的にはもうひと押し足りないかな?
父がディープで芝が走れないとは思わないけど、芝の大物を期待するには
母系に芝向きの血が入っていてほしい感じ。それでも母のポテンシャルでどうにかといったところ

オールザウェイベイビーの13
【父ディープインパクト メス 9万円(3,600万円)関東・厩舎】
兄にゴスホークケン、日本に来てからはずっとディープにこだわり続けて、今年もディープの牝馬。
が、結果は出ていない。ゴスホークケンも朝日杯を勝ったとは言え、その後は大不振、
わずか3戦で燃え尽きてしまったかのよう。気性的にムズカシイところでもあるのかな、
とりあえず上の3頭のサンプルと比較してどうかというところかね。
配合的には母父はゴーンウェスト直仔、今のところ大物はいないが、
ディープとの相性も悪くはないとは思う。ディープにこだわるのも悪くない。
母系がクリスエス×Cyane、ここで生じるターントゥのクロスが早熟性を出しているのかな?

クイックリトルミスの13
【父ディープインパクト メス 9万円(3,600万円)関東・厩舎】
3代母Gather The Clanから代々G1馬を輩出している母系で、クイックリトルミス自身は
AW8.5FのGⅠ2着がある。4頭目の産駒、そろそろ大物が欲しいところ。
母父は流行りのストームキャット系でFreud。血統的にはジャイアンツコーズウェイの全弟となって、
ディープと相性のいいストームキャット×ラーイ。この血の良さが伝えられれば楽しみだが、
競走成績的にも、種牡馬成績的にも兄には及ばないので、どこまで?
配合的には、セクレタリアトのクロスもあるし、ミスプロもいるし、全体的にはおもしろい感じ。
全兄はパッとせずだが、牝馬に変わって良さが出ないかな?

ケルアモーレの13
【父キングカメハメハ 牡 9万円(3,600万円)関東・厩舎】
母は独GⅡ勝ち馬、母父はMonsunの独血統で、非サンデー系とキンカメというのも新鮮な感じ。
父ドバウィの半姉は芝短距離で初勝利を挙げたので、同じミスプロ系で、
日本を代表する種牡馬キンカメに代わったこちらもやはり芝向き、
成績的はもちろんそれ以上が期待されるところ。代々重賞勝ち馬を送り出している母系だし、
ポテンシャルもそれなりにあるだろう。とりあえずパワータイプ、切れそうにはないイメージだが、、

オーベルゲイドの13
【父キングカメハメハ メス 4.5万円(1,800万円)関東・厩舎】
セレクトで1620万円で落札。兄弟成績もそこそこで、値段もそこそこで。
わざわざ落札してきたのならそこそこ楽しめるの出来なのか。血統はおもしろいかも。
母父はグレイソヴリン系のKaldounで、母系にFabulous Dancerがいる。
祖母Anna Edesは仏オークス2着馬も出していて、筋は通っている。
この馬がそこそこ結果を残すようだと、非サンデーのキンカメ牝馬として、繁殖の楽しみもあるだろう。
全姉は地方に出ても未勝利のままだったけども。

モンローブロンドの13
【父ハービンジャー 牡 8万円(3,200万円)関東・厩舎】
祖母がソニンクで、近親にランフォルセやノーザンリバー、
その孫世代にはロジユニヴァースがいたりする。
芝で鋭い脚を使うタイプではないが、いいスピードは持っている一族という感じ。
モンローブロンドも良いスピードを持ち、その産駒ビキニブロンドとともに、芝の短距離で活躍した。
ハービンジャーとの配合でノーザンダンサー4本はちょっとどうかと思うけども、
それを上回りそうなスピードがあるのでちょうどいいのかも、ヘイローのクロスも良さそう。
お互いの長所をうまく重ねたい。

ドルチェリモーネの13
【父ハービンジャー メス 5万円(2,000万円)関東・厩舎】
祖母レモンスフレⅡは短距離GⅠを勝った馬で、その父Salseも1400~1600で活躍したように、
母系は短距離系統。秘めるスピードは十分で、それにサンデーだからハービンジャーは合っているはず。
母は忘れな草賞を勝っているように中距離以上でも活躍した、
これは母系に流れる英ダービー馬Crepelloの血なのかな。
そのへんのバランスの良さは好ましく、それがいい方に出てほしい

キューティゴールドの13
【父ネオユニヴァース 牡 6.5万円(2,600万円)関東・厩舎】
祖母がゴールデンサッシュ、日本の名牝系、叔父にステイゴールド。
ディープ産駒の半姉ショウナンパンドラはフラワーCで1番人気(5着)、
この夏に2勝目を挙げて秋に向けて飛躍が期待される1頭。こちらはネオユニヴァース。
母父フレンチデピュティとの配合で、牡馬だと同じキャロットでスーブルソーやグレナディアーズなど、
ダート馬の可能性はあるかな。大物とまではいかなくても、上級クラスに出世する期待くらいは

ヒカルアモーレの13
【父ステイゴールド 牡 10万円(4,000万円)関東・厩舎】
ステゴ×クロフネといえばアイスフォーリスがいる。フレンチデピュティやクロフネというのは
ノーザンテーストのニアリークロスになるVice Regentがいるから、ステゴとは相性が良いと思われ、
配合次第ではいつか大物が来てもいい気はする。
母系はカロやミルリーフ、日本の競馬向きの血ではあると思うのだけど、
ステゴに限っていえば大きなプラスに働くどうかは微妙か。
全体的に悪いってことはないけど、一発を期待するような配合とは違うのかな

エンシェントヒルの13
【父ステイゴールド メス 5万円(2,000万円)関東・厩舎】
母はダートでOPまで出世、祖母は米GⅡ勝ち馬、近親に活躍馬が見当たらないのは寂しい。
ステゴにミスプロ牝馬は意外とちょいちょい走ったりして、
母父フォーティナイナーで見ればチューリップ賞2着のウインプリメーラがいる。
祖母アズテックヒルはリボー系で。意外と侮れないかもしれない。

*1:金曜日の日帰りツアーに参加予定でーす。翌日は札幌2歳S観戦コースで