fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

いよいよやってきたブライトエンブレムのGⅠ挑戦

ついにやってきた。今年最後の大一番!
…と言ったら、普通は有馬記念のことを指すのかもしれませんが、違います。
ええ、ブライトエンブレムの出走する2歳牡馬チャンピオン決定戦、朝日杯のことです。
朝日杯がこんなにも楽しみだというのも経験がないですよねぇ。
一口始めてみて、また新しい気持ちで競馬に向き合えるというのはいいものです。

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今年の春、東京競馬場でNHKマイルカップを観戦しました。
一口を始めてからG1レースを観に行ったのは始めてだったのですが
このG1レースの熱気と歓声に包まれた中で、自分の馬が走り、勝利することがあれば最高だなぁと、
いつか、こういう舞台に挑戦できる馬を持つぞと、
気持ちのいい青空の下、緑のターフを見ながら心に誓ったわけですが。
まさかこんなにも早く、その機会が訪れようとは思いもしませんでした。
とりあえず、この舞台に連れてきてくれたブライトに感謝。

でも、出るからには当然勝ちたいと思うのが人情。
ここで無理をすることはない、先々につながる競馬ができればいいと、客観的に見れば言えますが
こういうチャンスもそうそう無いですからね。
賞金的に来年のクラシック出走の権利をほぼほぼ得ているとは言え、
先のことなんて、そのときになってみないとわからないし。
勝つチャンスがあるなら、ぜひとも今!それをモノにしてもらいたい。

最大の課題は、ブライト自身。
時計の出る馬場、マイル戦への対応あたりが、みんなが心配するところですかね。

ここ2戦は、圧巻のパフォーマンスを見せて快勝しているわけですが、
府中の重馬場、札幌の最終週と、時計のかかる馬場でしか走っていない。
いかにも、そういう馬場が得意なネオユニヴァース産駒らしい感じがするし、
速い馬場でどれだけの脚を使えるかは未知数なところは否めません。
ただ、そこは母ブラックエンブレムとの配合の妙もあってか、
父ネオから想像するより素軽い印象のある馬なので、
今までにない瞬発力を見せてくれるのでは?という期待も半分あります。半分ね。

あとはマイル。スピード&瞬発力ではスペシャリストには敵わないかもしれませんが
長い直線と坂、適度に時計のかかる阪神なら、底力も要求されるので
2歳戦なら総合力で十分勝負になる舞台だと思います。
朝日杯も中山から阪神に替わって、よりクラシックとの結びつきが強くなると考えられるので、
来年の皐月賞やダービーでもチャンスがありそうな馬という視点から
勝ち馬を予想するというのも悪くはないと思うのですね。
その点で札幌2歳Sを勝っているブライトは強気になれるでしょうし、
マイルでも底力が問われる展開になれば、かなりチャンスがあると思います。

あ、スタートについては、なんとか普通に出てくれと、祈るしかないです(人∀・)タノム

相手で怖いのは、ダノンプラチナかなー。
先週に引き続き、おそらく唯一のディープ産駒*1、そして蛯名騎手。
前走はややタフな馬場と早い流れのなかで楽に抜けだしてきましたからね。
ミッキーユニバースを物差しにすれば、ここでは上位の存在で、普通に強い。
ゴール前で抜け出してくるのはきっとこの馬だと思うので
これを捕らえられるかどうか、目標になると思います。
除外になってくれないかなー(笑
今は別に強い相手を打ち負かすとかより、勝てるに越したことはないので…。

他ではやはりアッシュゴールドは気になります。
初戦こそ凡走したとはいえ、徐々に進境を見せるあたりは、まさに兄オルフェのよう。
前走の内容だけ見るならあまり脅威に感じないものの、
次はさらに良くなってくる可能性もあるので、そういう面では非常に怖いですね。
あとはクラリティスカイ、タガノエスプレッソ、前々で競馬が出来る馬は怖い。
1800で勝ってるというのも強みですよね。

おそらくは今挙げた面々に人気が集まるものと思います。
楽な戦いではないですが、それだけに面白いとも言える。
存分に楽しみたいと思います。

*1:登録のあるもう1頭のディープ産駒アンビシャスは1勝馬なので除外対象