fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

社台・サンデー2015年募集で気になった馬、おかわり

今週木曜で締め切りの2015年募集、週が明けて票がかなり動きました。
ツアーの影響なのか?わかりませんが、見ている分にはなかなか楽しいですね。
各人の事情によって、これがまた頭を悩ませるところなのでしょうが
私個人としては、まあどうでもいい話です。今年取るべき行動はほぼ決まっています。

今日は、締め切りまで残すところ僅かで、誰の参考になるわけでもないですが、
これまで書かなかった馬について少しだけ触れておきたいと思います。
せっかく検討したのに、もったいないから!

56. アーヴェイの14(父ステイゴールド)

今現在、牡馬で大物を掴むなら、ディープよりキンカメ、ハーツ、ステゴに注目しないと。
ステゴ牡馬のなかでは、当然この馬が選択肢の候補として入ってくるわけだが…。
ステゴ×デインヒルは、フェノーメノ、ココロノアイなど、Danzig系として見ても好相性。
リボーの血が大きな役割を果たしていると思われるが、こちらはデインヒルが2代父まで下がって、
その血が薄まっているところは少しマイナスな気がする。
その分はノーザンダンサークロスが補うにしても、それを打ち消すかのように
Mill Reefのクロス、Caroなど柔らかい血が入るので、全体的には微妙な感じ?
とはいえ、母は米GⅠ馬。以前に比べればステゴの繁殖レベルも上がっているので
ポテンシャルがすべて解決してくれるのかも。

73. アルティマトゥーレの14(父ワークフォース)

ワークフォースの重さをどうやって克服するか?という課題に対して、
日本の芝A級スプリンターと合わせてみました、という単純な回答。
配合として特別おもしろそうな部分はないが、サンデー系はまず必須項目として
そのなかでも米血配合でスピード値の高いフジキセキはいいだろうし、
母系はスキーパラダイス、エアトゥーレと続く優秀なマイラー一族、これでいかが?
祖母、母ともに先行して粘るタイプの馬だっただけに
ワークフォースと合わせればやはりパワータイプの先行馬となるのだろうか。
気になるのは、ワークフォースは血統的にエルコンと重なる部分があるけど、
エルコンの代表産駒は牡馬ばかりではある。

148. ビリーヴミーの14(父ハーツクライ)

母はGⅡサンタラリ賞2着、中長距離戦線で活躍。
母父はSadler's Wells直仔のIn The Wings、この母にハーツではスピードが不足しそうなのが難点。
だが母母のほうは短距離血統となり、Devil's BagでHaloクロスにもなるので、
ここがうまく効いてくれれば、、と思うがどうだろう??
そのほかMill Reef、Secretariat と相性の良さそうな血が散りばめられ、全体的な印象は好感。
スピード不足で未勝利で終わる危険性も考えられるが、、
母父エリシオのアドマイヤラクティのような大物を出す可能性もあるのかも。

 
この中では、アーヴェイ、ビリーヴミーが割と悩んだ2頭でした。
もしかすると、大物の可能性も秘めているのかもだけど、、
決して安くはないので、リスクを考えるとちょっと考えてしまいます。
でもそこでリスクを冒して踏み込まないと、大物は掴めないですよね。
特にアーヴェイは第一で書けば獲るチャンスがありそうなだけに、
これが将来走ったりすると、すごく悔しいだろうなあと思うわけだけど
それでもやっぱり一歩踏み出せない、そんな馬。

いや、まあ、結局ほとんどの馬がリスクの塊みたいなものだから、
どうやって自分を納得させるかだけなんでしょうけど、
その材料が見出せなかったってことなのか。
そういうときは、実際に馬を見に行っていればなあと思いますね。
馬を見る目があるかどうかは問題じゃなく。気持ちの問題として。