セントライト記念 ～休み明けの難しさ、だと思う…

ブライトエンブレムの出走したセントライト記念。
休み明けで果たして力を出せるかどうか、若干嫌な予感もありましたが
せっかくなので近くで見てこようと中山まで行きました。天気も良かったし。

21日 中山11R セントライト記念 芝2200m ブライトエンブレム 2番人気 10着

10着という数字は大きなものですが、着差にすれば0.4秒差。
先行した2頭がそのまま1,2着、内枠が上位を占めるような展開では厳しかったですね。
それを後方から外を回って捲っていく強引な競馬、それで差し切るような力があるなら、
皐月賞だって勝てるよなーと思います。。

それはそれとして、今日は出来がもうひとつだったと思います。
発表された馬体重は増減なしということで、まず怪しいと感じましたが、、
出てきたブライトは、良く言えば休み明けの割に仕上がっているとも取れたかもしれませんが、
どちらかといえば、落ちた筋肉が戻りきっていないような、張りの無さを感じました。
事前に写真で見たときに感じた、物足りなさがありました。

乗り込み量は十分でも、強めに追った本数が少なかったので、
体も、内面もできていなかったのかな、と。
陣営も、まだ7～8割というコメントがあったと思いますが、その通りだったということでしょう。
これまでの休み明けと違って、アクシデント明けということでもありましたしね。
まあ、競馬にはよくあることです。この好条件のレースを落とすのはもったいなかったですが、
無事であれば、このまま終わる馬ではないと思いますので、次に期待です。
次といっても、さすがに菊花賞を勝てるという自信は湧いてこないけど。。

　

勝ったのはキタサンブラックでした。
距離不安は囁かれたものの、皐月賞3着馬ですから、あれだけ楽な流れならそりゃ残りますね。
こちらも休み明けでしたが、ブライトとは対照的に、直前にビッシリ追っていました。
この辺がレースでの最後の粘りに生きたように感じましたね。
本番でも、同様にすんなりした流れなら侮れないという評価になるでしょうが、
先行タイプには、やはりスタミナの裏付けとなる血がないと苦しい、私はそう思います。

ダービー2着のサトノラーゼンは7着と凡走。もちろん休み明けもあったでしょうが
速い流れでスピードの持続力を生かして良いタイプなので、この馬も流れが向かなかったクチでしょう。
というか、だからこそもっと前々で競馬をすると予想していたのですが、後ろからでしたね。
ラーゼンがいれば、前が楽になる競馬にはならないだろうと踏んでいたのですが、
本番を意識した競馬を、とでも考えたのですかね…。

上位人気馬が凡走してしまうと、2番手グループはあまり差が無いという、
終わってみれば、そんな結果になった感じ。
この結果だけで勢力図が大きく変わるということも無いと思うのですが、
何にしても菊花賞は難しい競馬になりそうで、馬券的にはおもしろくなりそうです。

20日 中山4R 3歳未勝利 ダ1200m レッドアフレイム 1番人気 2着

心配した初ダートはまったく問題なかったですね。
出脚も良く、行きっぷりも良かったし、砂をかぶっても平気そうでした。
これなら行ける…！と思ったのですが、逃げた馬がしぶとく、捕まえられませんでした。
調子も良かったみたいなのに、本当に残念でした。でも弱いから負ける、仕方がないことです。

この後はどうするのか未定ですが、
とりあえずダートも問題なさそうなので、地方から出直しでも戻ってこれる感触は掴めたような。
始動も遅かったし、ここで引退というのはもったいない気がしますね。

20日 中山5R 2歳新馬 芝1600m ジスターキ 8番人気 6着

すんなり好位につけたあたりは、おおっ！と思ったのですがね。
ペースが遅かった割に最後伸び切れない、だらしないレースになりましたが、、
レースセンスが良さそうなところは褒めていいのではないかと。
気性的なところもあって、きちんと仕上げていなかった節があるようなので、
ここを使ったことを、先々にうまくつなげていってくれればいいなと思います。