fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

シルクホースクラブ 2015年度1歳募集馬の自分用メモ 関西編その3

明日からシルクツアー、3週間ぶりに再び北海道入りです。
日帰りコースになりますが、キャロットのときからバスの台数は半分、頭数は約3/4と、
多少の余裕を持って馬が見られそうです。
何より今回は天気が良さそうなのが一番ですね。

しかし、この規模からしたら、そこまで抽選が激戦にならなくても良さそうなものだけど。。

52. レースドールの14(父ワークフォース)

名牝フェアリードール系。叔父母にアイスドール、バトードールもいて、
ポテンシャル的にはまだまだ期待したい4番仔。
ヌレイエフとサドラーズウェルズのニアリークロスを持つワークフォースに、
さらにヌレイエフをクロス。父のパワーと底力を強めながら、クロフネ×サンデーで
うまく鈍重さを緩和したい。母系の良さが出ればスピードもそれなりにありそう。
芝なら力の要る馬場、あるいはダートが主戦場か。
なんか薄く見える馬体、動きも物足りないかな

53. シーズインクルーデッドの14(父ワークフォース)

母は米GⅠで3着がある短距離馬。
兄弟に目立つ活躍馬はいないが、近親には米重賞で活躍している馬も。
欧州系のパワーがあるワークフォースだけに、米血統と合わせるのは良いように思う。
さらにミスプロクロスでスピードを補いつつも、
Hoist the Flag クロスで底力を補強している点は良さそう。
なんかワークフォースはこんなの多いな。

54. レトⅡの14(父ハービンジャー)

3代母が仏オークスなどGⅠ2勝で、叔父母に英オークス馬など複数の重賞勝ち馬。
欧州の名家と言われる所以。兄弟実績はまだ目立つところがないが、ポテンシャルは高そう。
実績的にも血統的にも欧州向きな繁殖にハービンジャー、日本競馬の適性には疑問を感じる。
しかし重い馬場には滅法強いかもしれない。もともと短距離向きの血でもあり、
スピードがないということもないか。
ハービンにサンデー系ばかりつけていても発展性がないから、こういう馬も活躍してほしいわけだが。
ハービンらしい雄大さのある馬体。動きは普通か。

55. デイトユアドリームの14(父ゴールドアリュール)

母はダート上級クラスで活躍、賞金も1億以上稼いだ。
叔母にマハーバリプラム、3代母は米GⅠ馬で、ポテンシャルはなかなかありそう。第二仔。
ゴールドアリュールにトワイニングはスリーアリスト、
ミスプロ系で見れば、コパノリッキー、グレイスフルリープなど活躍馬が多い。
ヌレイエフクロスではシルクフォーチュンがいるし、
母のポテンシャルも踏まえれば、なかなかおもしろろそう。
ゴールドアリュールだけに牡馬が望ましいが、牝馬が走っている系統もであるので、むしろ良いかも?
馬体は特別いいとも思わないが、トモはまあまあかなあ。思ったよりは動きいい。

56. ジェイズミラクルの14(父クロフネ)

近親にアドマイヤジュピタ、アドマイヤメインなどがいる一族。
半兄にアドマイヤブルー、叔母プロモーションがいて、確かなポテンシャルがありそう。
クロフネ×サンデー系の活躍は言うまでもないが、フジキセキならトウショウカズン、
ホワイトフーガなどがいて、これも悪くはないだろう。
近親の活躍馬は芝が多いが、クロフネとフジキセキの配合はやはりダート馬のイメージ。
馬体はなかなか悪くはないと思うが。

57. アビの14(父エンパイアメーカー)

半兄にディープスカイ。Miss Carmie の牝系からは多数の活躍馬が生まれ、繁栄を広げている。
日本だと他にタップダンスシチーとか。母は、その Miss Carmie のクロスを持っているのだから、
繁殖牝馬としてはやはり相当の資質がありそうで、ディープスカイを輩出したのも頷ける。
とはいえディープスカイ以降活躍馬がいないし、母も高齢なのがどうか。
エンパイアと母父 Chief's Crown では、シンボリエンパイアがダートOPで活躍している。
サンデーの血もないので、このイメージから大きく外れる感じもない。
やっぱりエンパイアはいいシルエットの馬が多い気がする。
トモはもっとあるといいかな。動きもまあまあ

58. クーデグレイスの14(父ゼンノロブロイ)

母はローズS3着など上級クラスで活躍。
重賞戦線での活躍馬を多く出しているシャダイチャッターの牝系で、
ラブリーデイでようやくGⅠに手が届いたという一族。これが第二仔でそれなりに期待はしたい感じ。
母はホワイトマズル×トニービンという欧州ビッグレースで活躍した馬同士の組み合わせ。
ロブロイとホワイトマズルだとオメガヴェンデッタ、トニービンだとハートビートソングなど、
それぞれOP級の活躍馬を出している。ロブロイが米血主体のため、ともに相性は良さそうで、
さらにベースラインには日本の牝系というバランスの取れた構成に思える。
これはいい馬体の部類だ…と思ったら、人気してるんだね。

59. バプティスタの14(父カンパニー)

祖母、母と、重賞には手が届かずも、入着級の活躍を見せた。半兄デウスウルト、イースターも同様。
もうひと押し欲しい感じだが、兄弟の勝ち上がり率は高く、安定感はあるかも。
カンパニーに、サンデー系とノーザンテーストクロス。父カンパニーもそうであるように、
トニービン系とノーザンテーストは普通に相性は良いから、
さらのノーザンテーストをクロスさせるのは悪くないように思う。
サンデー系にはもちろん言うことはない。この配合から大物は出るか?
馬も、もうひと押し欲しい感じがするが、悪くはない感じ。

60. ローザミスティカの14(父シンボリクリスエス)

薔薇一族で祖母がロゼカラー、叔父母にローズバド、ローゼンクロイツ。甥にローズキングダム。
父シンボリクリスエスでロゼカラーの孫ということで、ローゼンケーニッヒと近い配合。
シンクリにタキオンでは大物はいないが、特別悪いこともないだろう。
馬はあまりよく見えないね。

61. サルスエラの14(父タートルボウル)

叔父にマーティンボロ、フレールジャック、姪にヴィルシーナ。
母は未出走だが、秘めるものはありそう。
父タートルボウルは仏GⅠ馬だが、よく見ると母系がゼダーン×ヴェンチアで、
いずれも日本競馬で結果を出した経歴のある馬の組み合わせ。
ノーザンダンサーの非主流血統でもあり、配合次第でおもしろいところはあるのかも。
どちらかと言えば母系に入って良さそうな気もするが。とりあえずサンデー系は悪くあるまい。
ヘイロークロスを持ち、マンカフェで欧州系の底力込の母自体はおもしろい。
馬体はいいと思うんだけど。

62. フィロンルージュの14(父アイルハヴアナザー)

スカーレットインク系、叔父にヴァーミリアン、ソリタリーキングなどダートの大物が並ぶ。
初仔の半兄プレシャスルージュは上のクラスで躓いているが、
早々に2勝目を挙げて素質の片鱗。これが3番仔で、まだ期待は高い。
父アイルハヴアナザーは米2冠馬。フォーティナイナー系だが、血統表を見るとトーセンラー、
シンボリクリスエス、タップダンスシチーらにもつながる名前を見ることができるので、
日本競馬の適性も感じられる?しかしまあこの母であれば、素直にダート適性が引き出されそう。
まあダートかなあ。牝馬かあ。

63. イルーシヴウェーヴの14(父Frankel)

母は仏1000ギニー勝ち馬で、父はフランケル。フランケル自身はずば抜けた競争能力があり、
また、いい繁殖にばかりつけているので、どれが走ってもおかしくない気はする。
だが一方、例によって日本適性はどうなんだという疑いもある。初年度なので傾向もよくわからない。
フランケルはスピード能力に優れている感じだし、ミスプロとDanzig のクロスが成立する
母父方が強調されれば、スピード不足ということはないだろうか。
Rainbow Quest クロスも底力を強める方向でプラスに作用するなら。気にはなるよね。
血統から期待するほどにいい馬体とは思わないけど。動きもまあ悪くはないが