fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

フローラS&マイラーズC

4月だとは思えない寒い一日でした。
先日は桜と雪のコラボなんて話題もありましたが、福島競馬場はまさかの積雪で中止。
馬場状態を考慮しながら悩んでメーンの予想したのにガックリですね。。

東京地方は昨日から昼過ぎまで雨が降り続き、馬場状態が今日のキーポイント。
一時は重まで悪化した東京競馬場の芝コースですが、10Rには稍重まで回復しました。
時計はかかるものの、瞬発力を削がれるほどまで悪いという状態でもなく
極端な前残りもなさそうで、どちらかというと
直線で長く脚を使える差しタイプが有利に見えました。

フローラSを直線で力強抜け出し勝利したのはデニムアンドルビー。
未勝利戦で見せた息の長い末脚を評価して中心としましたが、予想以上に強かったです。
前後半が63.1-60.8のスロー、これを最後方からの位置取りでどうしたものかという感じでしたが
これを3角からまくっていって4角には先団を射程に入れる形、
これで終わってしまってもおかしくないのですが
そこからさらに脚を伸ばして勝ち切ってしまうとは驚きましたね。
オークスに向けて期待の膨らむ快勝でした。
しかし、このメンバーであればこのくらい力の差を見せつけて勝ってくれないと
桜花賞組に堂々と殴り込みはできませんね。

2着のエバーブロッサム、こちらも徐々にポジションを上げながら最後に伸びてきて
フワラーCでの印象的な末脚が本物であることを証明しました。

5頭が並ぶ激しい3着争いをハナ差抜けたのは相手として注目していたブリュネット。
昨日の未勝利を勝ったゴドリーを、
ハイペースのなか正攻法で抑えたレース内容を評価して期待しましたが
今回は好スタートで行きたがるのをがっちり抑えて中団で脚を貯める競馬。
イメージとは違ったけど、ためてもいい脚を使えるのはわかりました。
オークスでは、良馬場で、もう少し前でスムーズな競馬ができると面白いかもです。

一方の京都。こちらは日差しもあって良馬場。
雨の影響は全くないとは言い切れないなど、早い時計が出る馬場。

マイラーズCカレンブラックヒルの先行抜け出しに期待したけど、
どうも捻りが足りませんでしたね。
前半57.3のハイラップで1.32.6だから、良馬場とはいえ、多少力は要ったのでしょう。
それを3番手で追走して、58キロで、と考えれば最後何かに捕らえられても仕方がないですよね。

勝ったグランプリボスは、香港遠征で敗戦した後で、
叩いて良くなるタイプの休み明けということでやや人気が落ちていました。
しかしマイルCSで一番強い競馬をしたのはこの馬だし、実力は文句ないところ。
デキも、遠征で減った馬体を戻して、仕上がってしました。
休み明けとはいっても、有力馬もみんな休み明けですから、
結果としてさほどマイナスということもありませんでしたかね。

2着のサンレイレーザー、こちらは順調に使っている強み。
オープンで好走している相手関係からは上位争いをしても不思議ありませんでしたが
今回は流れが早くなり、普段の好位差しではなく、後方から差す形になったのがハマった感じです。

3着のダノンシャークは負けはしましたが、好印象でした。
今までのレース振りからは、平均からスローの流れで瞬発力を活かせるイメージがあったので
この早い流れをすっと好位の後ろにつけて勝ちにいった競馬は、やはり力をつけているなと。

この上位陣はもちろん本番でも有力ですが
叩いての上積みと展開次第で、結果は変わってくるでしょうし、
そして東京に変わってどうかというのがまたポイントで。

昨日、今日は天気もイマイチだったので家で引きこもり競馬をしていてヒジョウに疲れました。
そろそろどこかへ旅に出かけたいです