fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

ヴィクトリアマイル ~1、2着馬の共通点とは?

どうもいつもいつもヴィルシーナを過小評価しがちなのですが
今度ばかりはさすがに勝たれてしまいました。
ゴール前のホエールキャプチャとの叩き合いでは一瞬また負けたか?
と思いましたが、今回はギリギリ残しましたね。
やはりあのゴール前の粘り腰が長所なので
勝つにせよ、負けるにせよ、こんな形になりがちなのでしょうか。

それにしてもホエールキャプチャの復活も鮮やかでした。
パドックや返し馬ので気配がすごく良かったと、わかる人にはわかったようですが
なんでしょうね、昨年G1を制したこの舞台を馬が思い出したのでしょうか。
調教の動き自体は良かったようなので、あとはうまく気持ちのスイッチが入ったのかもしれません。

ところで、この1,2着馬の共通点とはなんでしょう?
2頭とも3歳時の牝馬三冠レースすべてに出走し、いずれも好走しているという点です。
今回の出走メンバーの中では、4、5歳の各世代トップ牝馬と言えるでしょう。
あらゆる条件で好走してきたという点で総合力が他馬を上回っていたということでしょうか。
ホエールキャプチャのほうは、昨年は多少恵まれた感もなくはなかったのですが
今年はスタート悪く、中団から差してくる競馬で同タイム。展開じゃあないんですね。
絶好のデキだったマイネイサベルが内々の好位から抜けだし、一瞬やったかと思わせたのを
最後は2頭がねじ伏せた格好ですが、そこに格の違いを見ました。

時計的には1.32.4と、当日の1000万下より0.1秒早い程度でしたが
前後半のバランスとしては46.3-46.1とほぼイーブン。
戦前はあまり流れが早くなりそうにないから、
スピードとキレで上回る馬が有利では?とも考えたのですが
こういう平均的に早いラップを刻んだので、底力がより問われたとも言えますね。

基本的に府中マイルは総合力が必要ということで
どんな条件でも堅実に走れるヴィルシーナを軽視してはいけませんでした。
まあ軽視していたのは私だけで、世の中的には一番人気だったわけですけど…
もちろんホエールキャプチャもノーマークにしてはいけなかったですね。

個人的にはマイネイサベルで勝負していました。
昨年は直線でうまく進路が取れず敗れたもので、それを考慮すれば勝ち馬とは差はなかったし
今年は昨年以上にパワーアップを感じていたので勝算はあると踏んでいました。
レースでは柴田大知騎手が完璧に乗ってくれたので
一旦抜けだしたときは半分ガッツポーズをしていたのですがね。。

理想を言えばもっとためて爆発力を生かしたほうが良かったのかもしれません。
位置的にはもうちょっと下げて、オールザットジャズのいたあたりで。
まあでも1番枠だったので、包まれたら昨年と同じことになってしまうので
これはもうしょうがないですね。

(お詫び)ホエールキャプチャオークス2着とか誤りがあったので内容を少し修正しました