fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

コディーノとオルフェーヴルの鞍上問題

コディーノがダービーでウィリアムズに乗り替わるってのをさっき知った私が通りますよ。

コディーノはウィリアムズでダービーへ - 予想王TV@SANSPO.COM

うっは、こんなネタを見落としてたとわ。。あとこれ。

【凱旋門賞】オルフェ鞍上はスミヨン/競馬・レース/デイリースポーツ online

むむむ、どうも5/4前後のニュースが抜け落ちてる。
なんでだろうと思ったら四国に旅行に出かけていたときの話題でしたか。

さて、いずれの事件?も何が物議を醸すかって言えば、

・デビューからずっと手綱を握っている鞍上で大レースに勝ってほしいよ、というロマン派
・勝負のためにはときには非情な采配も必要だよ、という勝利優先派

この2つの勢力が大きくぶつかるところだと思います。まあもっと細かく分けたら、

・外人騎手より日本人騎手で勝ってほしいよ、という日の丸派
・そもそもその乗り替わりは勝つためのベストな選択なの?という最適騎手論者
・サンデーレーシングはすぐ乗り替わり発動で信用できないよ、という反サンデーR派
・ノリさんを降ろすとかもうコディーノも応援しないよ、という横山典原理主義

などもあると思いますが、あまり突っ込みません*1

いずれにせよ外野がどうこう言える筋合いの話でもなく、
勝負のためならどんな非情な選択だってあり得るのがこの世界。
サンデーレーシングというクラブの馬だから
より多くの会員にとってより良い結果をと考えれば、そういう傾向も強くなりますよね。

オルフェーブルに関して言えば、スミヨンというのは妥当過ぎる選択でしょう。
池添騎手もフランス遠征に出ながらほとんど騎乗機会に恵まれず終わってしまいました。
ロンシャンでの豊富な実績に加え、オルフェーヴルにもすでに2度レースで騎乗していることを考えれば
普通に考えてスミヨンになりますよね。
こちらは勝利のための隙の無い決断と言えます。 

一方、コディーノのほうは、鞍上強化というより変化を求めた選択なのかと思います。

朝日杯、弥生賞はともかく、皐月賞は完敗でした。
スムーズさを欠いた部分はあったにせよ、それは2着のエピファネイアも同じだし
ダービー勝利は遠のいた感の強い敗戦に見えました。

この様子だと普通にやってもただ負けるだけなので、
ちょっと違うことを試してみたい、今回の乗り替わりはそういう意図を感じます。
藤沢調教師の「新味を」というコメントは、けっこうストレートな表現な気がしました。
ぶっちゃけ、もうお手上げとも取れるわけですけどね。

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*1:横山典と藤沢が絶縁状態にあるとかいうネタもありますが、真相は知るよしもないですね。あの総乗り替わりは異常だと思いますけど