オークス展望 ～桜花賞組のレベルは低いのか？
割とそうなる気はしていたけど、デニムアンドルビーが一番人気。
スローのフローラSを最後方から巻くって差しきった強烈なイメージと
桜花賞組の時計が平凡だったからレベルが低いんじゃないのか？という疑問があって
そういう評価になっているみたいですが、桜花賞組ってほんとにレベル低い？
桜花賞の勝ち時計は1.35.0。確かにこれだけ見たら平凡ではありますが、
よく言われているように当日は強風のために時計がかかっていたので額面通りには受け取れません。
桜花賞を勝ったアユサンは、2歳時の東京で1.33.9の持ち時計があるし
4、5着のクロフネサプライズ、ローブティサージュは1.34.2で決着した阪神JFの１，２着です。
まともなコンディションであればもっと時計は詰まっていたはずです。
クロフネサプライズも凡走したというよりは、前傾ペースに失速した感じです。
桜花賞の8着以内のうち7頭までもが中団から競馬をした馬、
前に行って残った馬はクロフネサプライズだけということで、むしろその強さは際立ちます。
それだけの競馬をして1.35.4しか時計が出ない、
それくらいタフなコンディションだったと捉えたいです。
なんだかんだいって、やはり中心は桜花賞組だと思います。
そのことを、過去のオークスからいったい何度学んだか！
その中でもオークスはクロフネサプライズに期待します。
桜花賞は一番人気でマークされる立場、例の前傾ペースに飲まれました。
外枠でスムーズに競馬ができなかったし、内が荒れて先行の利を生かしづらかった状況も。
でも今回は、この距離もあるし無理に競りかけるような馬はいないでしょう（多分）
人気上位馬がことごとく末脚を生かすタイプというのもあり、展開は楽になるはずです。
そしてスピードを活かせる高速馬場、狙いは十分に立ちます。
馬券はここから組み立てたいです*1。
その他、人気上位馬はもちろん有力だと思いますが
あえて取り上げれば、先行できるサクラプレジール、リラコサージュがちょっと気になっています。
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*1:でもなんか頭はないイメージ
