シルク・ホースクラブ2014年度1歳募集馬の自分用メモ 関東編その1

いよいよ本日、シルクの第一次募集受付が開始されましたね。
まだこの先に募集馬検討会やツアーなどが控えているので、
今すぐ申し込もうという人は少ないのかと思いますが、
締切まで約２週間もあります、じっくり行きましょう(´ー｀)

さて、祭りの賑やかしとして、いつもの誰得自分用メモを今日から公開して参ります。
私も一口馬主先輩のみなさまのご意見を賜わろうといろいろググったりもしますが、
キャロに比べるとシルクは若干静かかなーと思いますのでね。
ガンガン賑やかしていけたら幸いです。

なお、コメントは基本的にはカタログ公開前にまとめたものですが
今回は、写真、DVD、測尺をチェックした上で、一部極々簡単にコメントを追加しています。
私も素人ですから、馬体等についてあまり適確に表現する言葉を持っていませんので
かなり薄口なコメントにはなるかと思いますけどね。適当に流していただければと・・。

募集番号 1 ～ 13

コケレールの13
【父ディープインパクト　牡　16万円（8,000万円）関東・藤沢 和雄厩舎】
母コケレールは仏GⅠ勝ち馬。その父ZamindarはGⅠ4勝Zafonicの全弟で、
種牡馬としては凱旋門賞などGⅠ5勝のZarkavaも送り出している。コケレールもZarkavaも
母系はニジンスキーでThe Minstrelのニアリークロスになるという共通点があるが、
こちらはカーリアンだから比較的日本向きの印象がある。
ディープとZamindarの配合は、Zafonicと同じと考えればガリバルディなどが参考になるだろうか。
Gone West系として見ると今のところ結果は出ていないが、まだ見限るには早いのでは。
馬は、馬格もあって、距離も持ちそうな体形なのはいいけど、
動きとしてはこれといった強調点に欠ける感じで物足りないかなー。

シルキーラグーンの13
【父ディープインパクト　牡　10万円（5,000万円）関東・木村 哲也厩舎】
叔父叔母にはオープンまで出世したシセイカグヤやシルクトゥルーパーなど。
兄弟にこれといった活躍馬はいないが、今年はディープで、どれだけの起爆剤となりうるか。
ディープにブライアンズタイムだとグランプリブラッドなどがいる、
まあ悪くはないが、特別魅力的というほどでもない。
ディープの切れ味が薄れそうなのも個人的にはちょっとマイナスな感じ。
今年のディープ牡馬では安い部類だが、それなりの評価ということかな。馬を見てもそれなりか。

ナイキフェイバーの13
【父ディープインパクト　メス　7万円（3,500万円）関東・尾関 知人 厩舎】
３代母まで遡ると重賞勝ち馬が出てくるが、近親はこれといった馬はなし。
兄弟もせいぜい500万レベルで、ポテンシャル的には不安な感じ。いかに父ディープといえど
どうだろう？スプリンターの母にディープという一応セオリー通りの配合ではあるが、
母父はFavorite Trick、この系統とディープというのはよくわからない。
母の血統的には米ダート色が濃く、ディープと特別に相性のいい感じはない。
母は芝、ダートともに勝ち星があり、産駒も芝で勝っているので、まあ芝だと思うけど。

メジロプレストの13
【父ハービンジャー　牡　3.6万円（1,800万円）関東・高柳 瑞樹厩舎】
母はメジロブライトの全妹、…と言えば聞こえはいいかもしれないけど、ブライトは種牡馬としては、
マキハタサイボーグというステイヤーズS勝ち馬を送った程度でさっぱりだったし、
現代の競馬には合っている血とはあまり思えない。そんな母も今のところ産駒が未勝利でやはり不安。
そんな馬にハービンジャーをつけると、His MajestyとGraustarkのクロス、
ノーザンダンサーのクロスになって、さらに重さを強調する感じ。
洋芝とか道悪の長距離レースならいいのかも？ってくらいか。
でも馬は思ったよりよく動けているように見えるので気になる感じ。

パーフェクトマッチの13
【父ハービンジャー　メス　3.6万円（1,800万円）関東・菊沢 隆徳 厩舎】
勢いがあるハービンジャー×サンデーで注目したいところだが、
母や近親には重賞入着といった実績があるも、基本的には下級条件止まり。
母のポテンシャル的には見どころは少なそう。母系にはジェイドロバリー、
ハービンジャーにスピードを補強するにはまあ良さそうだが、
近親の傾向を見るとリアルシャダイのスタミナのほうが出そうなのかな、微妙。
馬はハービンジャーとしては普通な感じかな

レースドールの13
【父ハービンジャー　メス　3万円（1,500万円）関東・奥村 武厩舎】
名牝フェアリードール系。叔父母のアイスドール、バトードールは1億超を稼いでいるのし、
いつか良い仔が生まれても良さそう。ハービンジャーとクロフネはどうだろうか？
欧州血統に米血統なのは基本的には良いと考えられるが、
ともにノーザンダンサー系なのはひっかかる。
2代母のサンデーの血がどこまで影響力を持てるかがポイントになりそう。

ブラックエンブレムの13
【父ダイワメジャー　牡　10万円（5,000万円）関東・小島 茂之厩舎】
第二仔ブライトエンブレムの活躍でポテンシャルの高さを証明したブラックエンブレム、
引き続き注目で今年はダイワメジャー。ダイワメジャーとミスプロ系では、カレンブラックヒル、
ビウイッチアスなどがいるし、こうしたスピードある米血統とは基本的には合っていそう。
ミスプロクロス、Sir Ivor、これらの血はネオにはすごく効果的だったと思うが、
配合によっては鈍重になりがちなダイワメジャーにも良い効果をもたらすか。
ダイワメジャーらしいさすがの馬体をしているが、あまり重そうな感じが無いところに
配合の良さが出ていると思う。四肢の動きがいい

ルシルクの13
【父ダイワメジャー　メス　3.6万円（1,800万円）関東・久保田 貴士厩舎】
叔父にブレイクランアウト、エネアド。ポテンシャルは感じる。
母父Dynaformer はロベルト系、母系はリボーとなるので、ブライアンズタイムに近い。
そうであれば、ダイワメジャーとの配合はフラムドグロワールに近いと言えそうか。
スピードはもちろん、持続力もあり距離も持ちそうなタイプ。
2代母はキューなので、スピードと素軽さはより強化されそう。
配合としては芝でもいいし、パワーがありそうなのでダートでも？
ブラックエンブレムに負けず劣らずいい動きをしていると感じる。

カリの13
【父キングカメハメハ　牡　6万円（3,000万円）関東・堀 宣行厩舎】
母は独GⅡ勝ちのマイラーだが、近親には目立つ馬がいない。母父Areionも独GⅡ勝ち馬だが、
種牡馬としてもGⅡ勝ち止まり、特別な良血ということは無さそう。
配合的には、独血統の母でキンカメのアウトブリードを狙う形。
父ディープの兄ドラゴンケーニッヒはセレクトで1億を超えたが、
キャロットのケルアモーレあたりと比較したら、このくらいの価格で妥当な気もするが？

ジェイズミラクルの13
【父キングカメハメハ　メス　4万円（2,000万円）関東・古賀 慎明厩舎】
叔母にプロモーションがいて、アドマイヤジュピタ、アドマイヤメインなどがいる牝系。
キンカメ×サンデー系で手堅い配合だが、
母父フジキセキだとサンデーほど素晴らしい実績があるわけではない。
しかし全兄はアドマイヤブルー、実績のある配合だから、それなりに期待しても良さそう。
ラストタイクーン≒Assertでパワー型、そしてこの母系は距離は持つ。
中距離くらいで良さそう。動きは悪くないと思う。

ボシンシェの13
【父ネオユニヴァース　牡　4万円（2,000万円）関東・加藤 征弘厩舎】
祖母Hatoofは英米の芝GⅠを3勝だが、その仔たちからは、なかなか活躍馬は出てこない。
母ボシンシェは、Hatoofとキングマンボとの仔、血統的にはここから大物を期待したいところではある。
3番仔はネオユニヴァース。ミスプロ系はもちろん好相性、
母父キングマンボとは目立つ活躍馬はいないが、似た配合であるエルコンドルパサーとの間で、
ジャイアントリープやオメガハートロックなど重賞好走馬がいる。
芝マイルGⅠを勝った母系の血ならスピードも十分補強できるか。

シーズライクリオの13
【父ステイゴールド　メス　3.6万円（1,800万円）関東・田村 康仁厩舎】
兄に加GⅡ勝ちのSeaside Retreat、国内ではダートOPのサダムグランジュテ。
去年に引き続きステイゴールド。母父はDanzig系のBoundary。母方にDamascusが入れば、
クラッカージャック、ヘイルトゥリーズンのクロスになればマイネルミラノなどがいる。
といっても、もうひと押し足りない感じの配合だし、活躍馬の少ない牝馬ということもあるので、
さほど魅力は感じない。でも馬はそんなに悪くないように見える

カラヴィンカの13
【父マンハッタンカフェ　牡　4万円（2,000万円）関東・杉浦 宏昭厩舎】
叔父に種牡馬として活躍しているTapit。
母カラヴィンカは、父がBernardiniでエーピーインディ系、ミスプロ直仔Fappianoのクロスになる形で、
Tapitとはよく似た血統構成となる。ポテンシャルは秘めていそうなので、配合次第では。
マンハッタンカフェとエーピーインディ系だとこれといった活躍馬がいない、
そして母の影響を受けてダート馬になりそうかな。
初仔でもあるし、ちょっとどうだろう。なかなか力強い歩様は印象的だが。