fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

サンデーサラブレッドクラブの2015年募集の気になる馬(関西)

昨日の続き。
サンデーは関西のほうが気になる馬は多いかな。
ちなみに、馬体や動きについては、私の意見など参考外だと思うのであえて書きません。
ただ、あまりにどうかなと思うものは、ピックアップしない方針ではあります。

142. リッスンの14(父ディープインパクト)

ディープ×リッスンの3世代目。最高額の良血馬。
毎度評判で、どれが活躍するのかね。海外に買われていったお兄さんかな。
ディープ×Sadler's Wellsの配合はけっこう期待されているのかもしれないけど、
なかなか大きな結果は出ていない。まあ、全然ダメということもないけどね。
でもこちら、母母はネヴァーベンド系でRiverman×Raise a Native、ディープとの相性はまずまず、
マイルGⅠを制した母のスピード能力、ポテンシャルを合わせて考えれば、悪くはないかも。
配合構成からは、ファタモルガーナをイメージするかな。
パワー型、長めの距離が良さそうで、牡馬のほうがプラスと思える。

143. ドバイマジェスティの14(父ディープインパクト)

母はBCフィリー&メア スプリント勝ち馬で、米牝馬チャンピオンスプリンター。
セオリー通り、スプリンターとディープの配合。
母父Essence of Dubai は、Seattle Slew 直仔のA.P. Indy系なので微妙な感はあるし、
母母父のほうもあまり馴染みのない米血統でよくわからない。
が、母系のリボーはひとつポイント。
母のスピード能力を強く受け継ぎながらも、ここがしっかり粘りを利かせてくれそう。

144. ドナブリーニの14(父ディープインパクト)

ジェンティルドンナほど走るわけはないだろう。
せめてドナウブルーくらい走ってくれたら、全然満足ではあるが、どうかな。
お金があってもちょっと手を出しにくい感はある。

145. ラヴズオンリーミーの14(父ディープインパクト)

ドナブリーニ、マジックストームに続き、やはり活躍馬の全妹ということになるが、
上がGⅠを買っていない分だけ価格はやや抑えられた形かな。
ディープは牝馬のほうが大物が出るし、兄がもうひとつブレイクしきれなかったところで、
ここが狙い目な感じはある。母もまだ若い。
配合的には当然文句はない。名牝Miesque のポテンシャルはまだまだ上が狙えるはず。
馬自体の出来は置いておいて、買いの要素はある。

146. グルヴェイグの14(父キングカメハメハ)

これは贅沢な配合だよねえ。ドゥラメンテを想起させるし、今が旬な感じ。

147. ブエナビスタの14(父キングカメハメハ)

ブエナビスタの仔はこれから毎年楽しみになるのだろうけど、
キンカメなら牡馬のほうが楽しみ。来年も牝馬なのよね。
あと厩舎。これだけの血統馬、本当にいい馬なら実績ある厩舎に置きそうなもんだが。

155. ヴェルザンディの14(父ハービンジャー)

祖母ウインドインハーヘアにサンデー系の母、そしてハービンジャー。
誰もがロカを想起して注目する配合かな。
気になるのはダンスインザダークからアグネスタキオンに変わるとどうなのか?ってところ。
思うに、ハービンジャーの配合で大事なことは、
日本の軽い芝に実績がある血をガツンと入れてやることなんじゃないかと。
スピードがどう、スタミナがどうとか、細かい特徴はとりあえず二の次で。
その意味でディープ、ブラックタイドを輩出したウインドインハーヘアは文句ないし、
アグネスフローラを母系に持ち、皐月賞馬であるアグネスタキオンも問題ないはす。
まあ、そんな母馬ばかりにハービンジャーはつけられているとは思うので、
あとはどれだけ母系が大物かどうかを見る。基準は種牡馬クラスを出していること、とか。

160. ベルスリーブの14(父ダイワメジャー)

曾祖母がGⅠ勝ち馬で、そこからハートレイクがいる一族。半兄にベルラップがいるけど、
少しスピードが不足している感じがしてモヤモヤした諸兄にはダイワメジャー替わりはうれしいかも。
ダイワメジャー×ロベルト系はメイショウカドマツやフラムドグロワールがいるので悪くはない。
シンクリでSeattle Slewが入るのはまあ良いし、母系にはNorthern Dancer×Secretariatもあるので、
割と良い感じかもしれない。切れる脚にはあまり期待できそうにないけど。

166. タンザナイトの14(父ルーラーシップ)

叔父にアロンダイト、同じ配合の叔母クリソプレーズからはクリソライトがいる一族。
そんな母にキングマンボ系のルーラーシップというのは、
アロンダイトもキングマンボ系だということを踏まえれば、基本的な相性が悪いはずはなくて。
父キンカメの半兄ラブラドライトを基準とすればとりあえず距離適性は長め。
そこにトニービンが加わって、さらに切れ、底力が増せばいいなと。
ルーラーシップは未知数なところはあるけど、価格もまあ手頃なところで先物買いしてみたくなる。

167. リビアーモの14(父ルーラーシップ)

祖母がサクラバクシンオーの全妹で、近親にアルフレード。
短距離GⅠレベルの高いポテンシャルを秘めた母にルーラーシップというのはバランスが良さそう。
血統表の近いところに3頭のオークス馬が共演し、
柔らかいトニービンのクロスの一方で、硬いノーザンテーストのクロスも入って、
結果がどうなるかわからないけど、おもしろそうな配合ではある。
血統だけ見ればある程度距離が持っても良さそうなものだが。

172. ルミナスポイントの14(父クロフネ)

全兄にルミナスウイング。祖母ソニンクの仔には重賞級の活躍馬が並ぶ。
この一族の力に加えて、クロフネ×サンデー×ミスプロという、
フサイチリシャール、ブラボーデイジーなどを輩出した、成功パターンを配すれば、
まずクズ馬は出ないのでは?くらいに思える。
母、全兄はダート馬だったけど、血筋からは芝でも十分行けるはず。
牝馬に変わって、ひと味違った走りを期待したいろころ

 
以上かな。
そういえば、今日は第1回の人気状況の発表。
世間の評判を見ていると、今回挙げたなかに何頭かランクインする馬がいそうですね。