fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

社台サラブレッドクラブの2015年募集の気になる馬(関西)

とりあえず、これで最後。
仮に申し込みをするのであれば、おそらく今回までに挙げた馬の中からになるでしょう。
挙げたところでもう既に眼中に無い馬もいるけど。
実際の候補としては現時点で数頭ですね。

43. ワールドリープレジャーの14(父ディープインパクト)

半兄にGⅠ8勝のゲイムオンデュードがいるので、毎年期待される母馬。
今年はディープでより一層の期待がかかるのだろう…が、ディープ×Halo系。
ディープ産駒にHaloクロスが入るのはアクセントとして好結果をもたらすことが多いが、
直接掛け合わせるとイマイチな感じはする。って言うほどサンプルが多いわけでもないけど…。
まあ、仮にそれで良いとしても、それなら母系は欧州系でバランスをとってほしいとかある。

44. ブルーミングアレーの14(父ディープインパクト)

母はオークス7着、準OP勝ちの実績くらいだが、祖母プリンセスオリビアは、
トーセンラー、スピルバーグの母として知られるところ。秘めたポテンシャルはありそう。
母父はシンボリクリスエス。ディープ×ロベルト系は特に相性が悪いということはない。
記憶に新しいところではサトノラーゼンがいる。こちらは祖母がプリンセスオリビアということで、
ディープと相性の良い血がベースにあるし、配合的には十分期待できるところかもしれない。
相性悪いと言われるSeattle Slewも直接掛け合わせるのでなければ問題ない。

45. ララアの14(父ディープインパクト)

母は米GⅠハリウッドスターレットS勝ち馬。ディープとの配合は3世代目。
2014年北米リーディングサイアーTapitとディープの組み合わせだが、
ディープ×Seattle Slew系は目立った活躍馬がなく、相性のほうはイマイチ。
ただ、Tapitは、ミスプロ、Fappiano、Nijinskyという
比較的ディープと相性の良い血を重ねてきているので、違った結果が出てもいいのかも。
…と先日も同じことを書いたね。。母母のほうにSadler's Wells が入るのは好感。
似たような配合のレッドメイヴが期待はずれだったのは気になるところだけど。

46. ファーストヴァイオリンの14(父ディープインパクト)

半兄に米GⅠ勝ちのドミニカン、国内でもサウンドオブアースがいる社台期待の繁殖か。
ディープ×Dixieland Band はバーバラの一頭だけだがOPまで出世した。
ディープ×ノーザンダンサー系×ボールドルーラー系はこれといった活躍馬もおらず、
特別強調するところもないが、まあ悪くもない感じ。この母に期待したいのなら。

47. エレクトラレーンの14(父ディープインパクト)

母は独GⅡ勝ち馬。初仔。ディープ×Dubawi の配合はディサイファを連想。
母母のほうにはSadler's Wells、Blushing Groomなどディープと相性の良い血。
ざっくり言ってしまえば、ミスプロ系×ノーザンダンサー系×Blushing Groomとなるので、
ヴィルシーナと似た構成と見ることもできなくはない。
タイプ的には、よりパワー型か、中距離向きという感じだけども、一発ありそうな配合ではある。

48. サプレザの14(父ディープインパクト)

母はGⅠサンチャリオットSを3連覇、マイルCSでの好走でもお馴染み。
母父Sahm はミスプロ×Sadler's Wellsなので、キングマンボやエルコンドルパサーのイメージ。
そう考えればディープの相性は悪くはない。母母はリボー系で、単なるマイラーの母ではなく、
スピードの支えとなる底力というか、粘りを与えそうなのも良さそう。
ていうか、サプレザは単なるマイラーじゃなかったね。

49. シンディの14(父ディープインパクト)

祖母はGⅠ愛オークス勝ち馬。兄弟ではツクバコガネオーが最も活躍した。
ディープ×A.P. IndyというかSeattle Slew系は結果が出ていない。それでもつけ続けるのだな。
いつか大物が出るはず、それを信じて乗っかるのもひとつの選択。
A.P. Indy、Sadler's Wells、この取り合わせ、字面だけ見れば良さ気な感じはある。
注目度も価格も相対的に下がるところで、狙い目?と見るか

52. ビーチアイドルの14(父ハーツクライ)

母は最終的に1000万勝ちまでだが、2歳~3歳春まで短距離OP・重賞戦線で活躍。
ハーツにはこういうスピードタイプを合わせたほうが好感が持てる。
母父はファルブラヴ、これはFairy King×Slewpy(Seattle Slew系)となりエリシオと同配合、
つまりはアドマイヤラクティと同じと見ることができるので相性は悪くないし、
フィリーサイアーのファルブラヴのほうがむしろ期待できそうな感じさえ。
母系のDanzig×ミスプロというのも、近年のハーツ流行の組み合わせであり悪いはずがなく、
今年のハーツ産駒の中では好配合の部類だと思う。
ただ、理想を言えばもう少し軽さや切れのある血も欲しいところ。
母方はリボーが2本入るし、重さが強調されて一族同様にダート馬になることも考えられる。
あとポテンシャル的に大物感はあまりない。

69. イスラコジーンの14(父ダイワメジャー)

近親に重賞勝ち馬がいなくてポテンシャルが疑問だったが、半兄にイスラボニータが出た。
父がダイワメジャーに変わった。Cozzeneとの組み合わせは少ないがエピセアロームがいる。
Princequillo、Sir Gaylordの血の相性がいいんだろう。
母系のミスプロや、ノーザンダンサーも悪くはないし、全体的に良い感じ。
兄に伝わったしなやかさと、ダイワメジャーの力強さがうまくマッチすると良いのだけど。

 
以上、あー、ディープ以外が2頭しか挙げられなかった。。
次点、予備選でチェックしていた馬としては、
他にアーヴェイ、メイキアシー、アルティマトゥーレとかいたんですけど
最終的にはあまり納得がいかなくて外しました。
それを外すならむしろあれを外せよ、という馬もいますが、、
書くのが面倒になった、というのもあります(笑

社台は、サンデーと比較してクラシックの成績がイマイチだったりすることもあってか、
あまり人気がないようですが、カタログ見たらおもしろそうな馬はけっこういると思うんですよね。
ただ、素材は良くても育成が…ということもあるので、悩ましいところ?
あとは、このレベルならキャロやシルクにもいるかもなー、という気がする点。

締め切りまであと一週間を切りましたが、あまり悩まず決めたいと思います。