fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

シルクホースクラブ 2015年度1歳募集馬の自分用メモ 関東編その2

今日はローズSがありましたが、タッチングスピーチの完勝でしたね。
春の実績馬は休み明けということで、順調度で勝っていたにせよ鮮やかでした。
サンデーの高額馬で募集時から大人気だった馬ですが、その期待に追いついてきた感じ。
ディープ×サドラーズウェルズで配合的にどうなんだといった向きもありましたが、
素晴らしいお母さんで、馬の出来も良ければ、関係なく走るということですね。

配合が疑問でもノーザンの高値は伊達じゃない。そんな馬がシルクにも?

11. ゴールドティアラの14(父ダイワメジャー)

母はダート交流GⅠ勝ち馬。もうけっこう高齢になるが、
これまでの代表産駒はゴールデンハインド、ロングロウくらいでちょっと物足りないかな。
それでも孫の代でステファノス。ダート色が濃いので、一代またいだくらいがちょうどいいのかも。
でも芝がダメということも無かったので、配合次第で芝向きの馬が出ていい。実際出てるし。
ダイワメジャー、悪くはないんじゃないでしょうか。素直にスピードを伸ばすイメージ。
牝馬だし、芝向きに出てくれるといいな。類似する配合の馬を探してみると、
あまりピンと来るのがいないけど、強いて言えばプリンセスジャックとか?
ちなみに母ゴールデンジャックが19歳のときの産駒。高齢だからと見切ることもない。
馬体そのものは悪くないと思うけど、妙なバランスの悪さを感じる。気のせいかな。

12. レディドーヴィルの14(父ダイワメジャー)

叔母にファビラスラフイン。祖母は仏GⅠ馬。
3番仔レプランシュが鮮やかに新馬勝ちを決めて、母の持つポテンシャルの片鱗を示したか。
ダイワメジャーとヌレイエフ系の組み合わせだと、オリービンなどがいて相性は悪くない。
この繁殖は母方の欧州系の影響が強く出やすい気がするので、
ダイワメジャーでしっかりスピードを伸ばしてあげるのが有効なのではないかと思う。
ハーツの半姉よりは、堅実に走ってくれそうな予感。
かなり大きい割に、すっきりまとまっている印象。動きも悪くないし。

13. シルクユニバーサルの14(父ディープブリランテ)

名牝Pacific Princess系ながら、なかなか活躍馬の出なかった母だが、
ディープをつけたらあっさり2連勝してしまう馬が出た。この牝系と、ディープとの相性の良さなのか。
これがディープブリランテでも・・なんてふうにうまくいくといいんだけど。
ディープとロベルト系だと、ディープの良さが無くなってしまう不安があるが、
ブリランテならタイプ的に近い感じで、うまく長所を伸ばせるかも。
ディープブリランテはなかなか見映えのする仔を出すなあと、ここ最近見てきて思うわけだが、
これはまた筋肉質でインパクトのある馬体だなあ。

14. カラヴィンカの14(父ディープブリランテ)

母は未勝利も、叔父に Tapit という良血。もっといい種馬をつけても良さそうなものだが。
値付けも安くて、この繁殖に対するノーザンの評価はどんなものなのだろうか。
ディープといえば、エーピーインディ系との相性はイマイチだった。
が、ブリランテはディープとはまた違うわけだから、単純にダメなんてふうには思わない。
ダート母系だし、ディープよりパワー型のブリランテのほうが組み合わせとしてマッチする気はする。
馬体は悪くないし、歩様はスムーズでストライドもあっていいね。脚元はやや気になる。

15. シーズライクリオの14(父キンシャサノキセキ)

半兄に加GⅡ勝ちのシーサイドストリートがいるが、
国内では半姉サダムグランジュテくらいであまり成績はパッとしない。もう18歳。
サンデー系をつけてなかなか結果が出ない現状、今年はキンシャサで。
サンデー系の中でもスピードタイプなので、これまでとひと味違ったところに期待したいが。
なかなかいい馬体に見えなくもないが。動きはちょっと。

16. サンスプリングの14(父キンシャサノキセキ)

母は亜GⅠCEジュニアスプリント勝ち(芝1000)、叔父には亜GⅠ3勝の Gold Spring などもいるが、
国内で目立った結果が出せず。Halo系の牝馬で、サンデー系がつけにくい事情もあったかもしれないが、
今年は初めてそのサンデー系でキンシャサ。
Haloの4×3、リボーの5×6で刺激を加えて、結果につなげられるか。
ひどく不格好に見えるなあ。きびきびとは動けているが、どうだろう。

17. ルシルクの14(父ヴィクトワールピサ)

半兄にグランシルク、叔父にブレイクランアウト。
重賞級の確かなポテンシャル、引き続き注目したい繁殖。
ヴィクトワールピサはまだ傾向がわからないが、ネオユニヴァースとして見た場合、
ロベルト系との組み合わせでは、オールアズワン、スティールパスなどいるが、
あまり大物と呼べるものはいないか。Haloクロス持ちで機動力が高いヴィクトワールに対して、
ロベルト×リボーのダイナフォーマーがさらに粘りを増す方へ作用すれば。
この一族らしい筋肉質のかっちりした馬体だなあ。でもなんかのっそのっそ歩く感じ

18. キューティゴールドの14(父ヴィクトワールピサ)

半姉にショウナンパンドラ、祖母ゴールデンサッシュの血は本当にすごいもんだなと。
サンデー系とヴァイスリージェント系の組み合わせなら、とりあえず安心感がある。
母の血統、ポテンシャルも踏まえれば、何も問題はないのでしょう。
ディープ以上の結果が出せるかどうかはともかくね。 見た目以上にでかいね。

19. アンソロジーの14(父ファルブラヴ)

母は500万勝ち程度だが、叔父にポップロック。それなりにポテンシャルはありそう。
母のサクラバクシンオー×サンデーの組み合わせは、
グランプリボス、エーシンホワイティなど活躍馬の多い配合で、
またバクシンオーがBMSになるとハクサンムーン、キタサンブラックなどを送り出している。
繁殖としては、なかなかおもしろそうなところはある。あとはファルブラヴがどうかって話だ。
ファルブラヴにテスコボーイ系というのは、案外サンプルが少なく、その点はなんとも言い難い。
普通に短距離向きなんだろうなーとは思うけれど。
馬自体はなかなか悪くない気もするが、動きが小さいな。

20. ゴールドポイントの14(父ファルブラヴ)

母はネオユニヴァースの全姉。という割には繁殖成績はさっぱりである。
あまりいい種馬をつけていないせいもあるかもしれないけど、それにしても。
今年はファルブラヴ。サンデー系との組み合わせはとりあえず安心できる。
が、ネオと同血の母との配合では、やや鈍重なところもありそうな気はする。
これもなかなか悪くない馬体だが。