fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

皐月賞 ~強かった3強のなかで気になった馬

今週もデムーロでした。

ロゴタイプの単勝は3.7倍。
2000mの経験がない点や、弥生賞組優勢の傾向から僅差の1番人気でしたが
終わってみれば完勝でした。

時計は1.58.0のレコード決着。
前半は58.0でこのペースであれば、後方からの追い込みが届いてもいいものですが
上位の3頭はいずれも中段より前につけていました。
つづく4着から12着まではクラウンレガーロを除いてすべて後方待機勢。
そして13着以降はレッドルーラー以外はすべて先行勢。
これだけで上位3頭の強さが際立ちますね。

しかし前に行った馬が止まりにくい馬場だったとも言えます。
ハイペースとはいえ、ある程度いい位置につけていないと勝負にならなかった、とも取れます。
この点は、一応気に留めておこうかと。

3頭のなかで個人的に意外だったのではエピファネイア。
軽い馬場での時計勝負になったときに
一番有利なのはロゴタイプ、逆に不利なのはエピファネイアだと思っていましたが
ハイペースにも関わらずいい位置につけ、そのまま追走。
正直、あれだと最後は失速するのではないかと見ていましたが
直線もしぶとく追いすがって0.1差。

折り合いピタリ、中山コースを上手に立ちまわったロゴタイプに比較して
かかり気味の追走で、3角から早めに仕掛けていった競馬を見ると
今までで一番強い内容だったと思います。

ダービーに向けてはやはり折り合いが鍵になりますが
去年のディープブリランテ、中間に岩田騎手が徹底的にコンタクトをはかって
ダービーで折り合いを克服して勝利したように
まだ矯正できる可能性はありますからね。

とりあえずロゴタイプが一番強いというのはみんな理解したと思うのですが
そうなればまた各馬作戦も変わってくるでしょう。
今回3頭はみんな同じような位置取りでしたが
展開次第で逆転の目ももちろんありますね。

ちなみに期待していたのはカミノタサハラでした。
弥生賞の勝利後、追い切りも一変してもっとも成長を感じていたのですが
上位3頭には敵いませんでした。