fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

キャロットクラブ2015年度1歳募集馬の自分用メモ 関西編その1

9月になりました。いよいよ本日から募集開始というわけです。
今年はどの馬が人気なるのか、今の段階ではよくわからないですね。
自分もどれに申し込むのか、ぎりぎりまで迷いそうです。
期待していた馬が期待していたとおりに良かったら迷わないんですけど。

今回は関西の頭から。気になる馬がたくさんいるよね。

40. パーシステントリーの14(父ディープインパクト)

母は米GⅠ馬。これもノーザン期待の繁殖ということになるんだろう。
セレクトで高額取引された全兄トーセンゲイル、昨年シルクで募集の全姉と評価は高かった。
ミスプロクロス、ノーザンダンサークロス、もちろん相性が悪いということはないだろうが、
全体的にダート色の強い血統でもあり、その辺がどうにも気になるわけで。
まあ、牡馬ならダートでもいいとは思うけど、別にディープじゃなくてもいいよなあと。
この価格を踏まえればやっぱり芝の大物を期待せざるを得ないので。
母父Smoke Glackenといえばスモークフリー、こちらはダートで初勝利を挙げたが、芝でも勝ったね。
変な先入観は良くないが、そこはかとなくトーセンゲイル感な馬体。いや、悪くはないんだが。

41. レーヴディマンの14(父ディープインパクト)

母は名牝レーヴドスカーの全妹。昨年に続き、ディープ牝馬。
細かいことは抜きにしてそのポテンシャルに賭けるという手。
ただ、レーブ×ディープはまだ結果が出ていないので、その点は未知数。
お互い柔らかすぎるのがどうなのかなあとは思う。
この馬体なら去年のほうが良かったかなあと、個人的には。

42. ジャッキーテーストの14(父ディープインパクト)

叔父に重賞6勝のマックスジーン。全兄姉はともに2勝馬、
パンチに欠けるのは否めないが、安定して勝ち上がっているとも言えるわけで、
出来が上以上と判断できれば、ある程度計算が立つ馬とは言えるかも。
ディープと母父 Sadler's Wells 系、鈍重さが強く出てしまうのか、大物と言える存在はまだ出ておらず、
あまり強調はしづらい感。母系を辿ると仏1000ギニー馬Solitude がいて、スピードは秘めているか。
馬はレーヴよりこっちかなあ。

43. トゥザヴィクトリーの14(父キングカメハメハ)

お馴染みの血統。全兄にトゥザグローリー、トゥザワールド。
キンカメ牡馬なら重賞勝ちは約束されている?かも。
でもGⅠにはあと一歩手が届かないという伝統芸も待っていそうだ…。
一族はみんな似たような競馬振りで、なかなかもどかしいところだねえ。
母年齢的にこれが最後のキンカメ牡馬になるのかなあ?ちなみにキンカメが13歳のときの産駒。
種牡馬としては脂が乗ってくる時期だけに、兄以上があってもおかしくはない、かも。
気になるところがないわけじゃないが、馬体、動きともスケールあるなあ。

44. シーザリオの14(父キングカメハメハ)

今年のシーザリオも、キンカメ。来年もキンカメ。どこかでエピファネイア以上の当たりが?
気になるのは体質の弱かった兄弟と同じ父ということ。
ひとつ上の全兄も、今のところまったくの順調とまでは言えないようだし。
とりあえず脚元は大丈夫そう。馬体は、期待が大きいだけに物足りなく感じてしまう。

45. データの14(父ハーツクライ)

母は亜GⅠ2着、兄弟は3年連続でディープがつけられたこともあったが、
一応全部勝ち上がりはしたものの目立った成績は残せていない。今年はハーツクライで新味を出せるか。
母父は Fappiano の直仔 Roy。ハーツにスピード型の系統は基本的に合っていると思うし、
Fappiano系は少ないながらも、カレンケカリーナ、ドラゴンヴォイスなど準OPまで勝ち上がった馬が。
ネヴァーベンドは好相性、レイズアネイティヴのクロスも良いはず。
ハーツだし、今後の成長を見込んだら、なかなかおもしろいんじゃないかな。

46. リリサイドの14(父ハーツクライ)

近親成績を見ても特に目立つところは無いが、母は仏で5勝、仏1000ギニーを1着降着という実績。
母父American Postは仏2000ギニーを勝っているくらいだし、母の競争成績からしても
ハーツに注入すべきスピードは秘めているだろうか。
母はミルリーフクロス、リファールクロス持ちがポイント、
ハーツに合っているかどうかはともかく、どこかでいい馬を出しそうな期待感はある。
馬はなかなかいいね。スラっとした脚のせいもあってか、動きも良く見える。

47. ココシュニックの14(父ハーツクライ)

半兄にステファノス、祖母ゴールドティアラからくる繁殖ポテンシャルは証明されている。
ただ、ハーツとヴァイスリージェント系はちょっとイマイチかなあ。
同血となるボルドネスは、先日2勝目を挙げたから、まったくダメってことはないだろうけど。
馬体も、動きも、前の馬と比べるとイマイチかねえ。

48. シェアザストーリーの14(父ステイゴールド)

半姉にレッドクラウディア、近親にはデュアルスウォードなど、基本ダート血統かな。
ステゴに母父ダンシングブレーヴの系統だとサンライズマックスなどがいる。
サンライズマックスも実は祖母がダート血統で、
兄弟に全日本2歳優駿勝ちのビッグロマンスがいるくらいだが、
ステゴをつけて芝の重賞勝ち馬となった。その意味ではおもしろい配合なのかも。
一見するとちょっとないかなーと思わせる配合なんだけど。
馬体も悪くないし、動きは柔らかくもしっかりしている印象。

49. グレイトフィーヴァーの14(父ステイゴールド)

半兄にアーデントなど勝ち上がり率は高いが、大きななところはなかなか手が届かない。
半姉シャルールの新馬勝ちはなかなかインパクトあったけども。
ステゴとカロ系の相性はちょっとイマイチか。ステゴには硬い血を入れたいところだが、
母系のミルリーフの血もその意味では合わないし。
様々な父とで結果を出した母だが、ステゴとかどうなんかな。
馬自体はあまりこれといった印象はないが。

50. ヒストリックスターの14(父ステイゴールド)

母父ファルブラヴにノーザンダンサークロス、ステゴと合わないなんてことはないと思うし、
繁殖のポテンシャルを考えれば、大きいところも期待できるはずだ。そこは問題ではない。
馬はなあ、動きは去年のほうが良かったと思う。馬体はどっちもどっちって気がするが。