fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

シルクホースクラブ 2015年度1歳募集馬の自分用メモ 関東編その3

シルクで関東の安馬たちというと、、
現3歳世代では、ブラックバゴ、ジャポニカーラあたりが活躍していますね。
以下のリストの中から、こういう馬を拾えるような目を持ちたいものですが、、
見ていると、コメントはどうも歯切れが悪くなりますね。。

そんな馬たち。

21. シャンパンマリーの14(父ワークフォース)

ダイナカールの牝系、叔父母にはそこそこ走る馬が多く、血の力はうっすら感じられる。
いつか爆発するか。でもエアグルーヴの系統以外はイマイチなんだよね。
ワークフォースにブライアンズタイム、底力は十分かな。
スピード不足でなければ、おもしろそうな気はするが。適性次第じゃダート路線もいいのかも。
馬は特別どうということもないかな。

22. ピーチブローフィズの14(父ハービンジャー)

叔父にカフナ、トウシンモンステラなど。
牝系はベッラレイアを輩出した一族で、なかなか見どころはありそう。初仔。
ハービンジャーとロベルト系はまだ数が多くないものの、プロフェットが札幌2歳Sで2着。
米系の硬めの血とは割と相性いい予感がする。母母父はサンデーで、これはセオリー通り。
3代母の仔にはベッラレイアがいるように、日本の芝に実績がある母系なので、
これはハービンジャー成功パターンだと考えたい。
馬体は、悪くないハービンだと思うが、特別いいハービンかと言われるとどうか。

23. ブロードアピールの14(父ゴールドアリュール)

ブロードアピールも母を超えるような馬は出せずいよいよラストクロップ?
けっこう堅実に勝ち上がりはするんだけどね。
非主流の血統、なかなかカチっとハマる配合というのが無かったのかな。
今年はゴールドアリュール、特に強調したい部分もない感じだが。素直にダート短距離のイメージで。
馬体のバランスは悪くないかな。あとは成長待ちか。

24. フォトジェニーの14(父クロフネ)

母は2戦目でクイーンC2着と素質を見せた。叔父にグラスボンバー、一族にはザイーテン、
ブルーラスターといったGⅠ馬もおり、ポテンシャルはありそう…
だが、兄弟にはまだ見どころが少ない。
クロフネ×サンデーの鉄板配合、なかでもスペシャルウィークといえばクラリティスカイがいる。
スピード能力の高い母系だから、こちらも短~中距離までかな。
この配合でまたGⅠ馬が、なんてそうそううまくいくとは考えにくいが。
ダート馬っぽいが、物足りない馬体だな。

25. セントルイスガールの14(父エンパイアメーカー)

母は小倉2歳Sを2着。半兄にエイシンミズーリ。
3代母が米GⅠ馬。そこそこやれそうなポテンシャルはあるか。
サンデー無しの繁殖にエンパイアメーカー、別にダメなこともないが、
活躍のサンプルが多いわけでもなく、どんな配合が良いかは掴みにくい。
Silver Hawk × Storm Cat の繁殖はなかなか良さそうだが、
結果が出たのはサンデー系種牡馬だけに、エンパイアでどうなるか。
エンパイアメーカーもなかなか見映えをする馬体を出すなあと。ちょっと物足りない感じもあるが。

26. チャイナドールの14(父ヴァーミリアン)

母は4勝で1000万勝ちまで。兄弟はまだ未勝利だが、
近親にアーネストリー、アグネスカミカゼ。見限るのはまだ早いか。
血統表に目立つクロスがあるが、ヴァーミリアンでサンデー3×3はノットフォーマルの成功例がある。
ヴァーミリアンはやや重厚な感じがあるので、サンデークロスは極めて有効だったりするのかも。
そこへさらにノーザンテーストのクロス、母系の血筋の良さを強めて、よりタフに?
馬体は特別悪いとも思わないけど・・。

27. シャルマンレーヌの14(父カンパニー)

遡ればホウヨウボーイがいたりする牝系だが、近いところではさほど目立つ馬がおらず、
徐々にポテンシャルは落ちている気はするが、どうか。
カンパニー産駒、現状の少ないデータを紐解けば、とりあえず母父サンデー系は無難なところ。
あとワンポイントで何かクロスを入れたいが、こちらはノーザンテースト。
父母双方の母系を刺激する形だが、どうだろう。
胴長で案外デカイな。あんまり良くは見えない。

28. ステイウィズユーの14(父シンボリクリスエス)

あまり目立つ活躍馬のいない牝系だが、半兄にブラックバゴ。
叔父母に関東オークス勝ちマイニングレディ、1000万勝ちタイガーシードくらい。
兄は配合の相性の良さもあったか、続けて活躍馬を送り出せるかどうか、繁殖の真価が問われるところ。
シンクリにステイゴールドはまだサンプルが少なすぎるが、サンデー系で見ればもちろん活躍馬豊富。
ステゴが特別マイナスになる要素があるとも思えず。シンクリに良いしなやかさを与えてくれるのでは。
デカイ割りに脚の細さが気になる。妙にすっきりして全体のシルエットも好きではないな

29. アンティフォナの14(父ダノンシャンティ)

叔母にスナッチマインド。米GⅠ馬も何頭か出ている牝系。初仔。
母は米血が濃く、強いクロスも持たないので、ヘイロークロス持ちでしなやか、
かつ欧州系の力強さを持つダノンシャンティは合いそうな気がする。
もちろん適性は短距離にはなるのだろう。馬体はまあ悪くはないかな。

30. ヒストリックレディの14(父ローエングリン)

叔母にハープスター、名牝ベガの系統。
ローエングリン自体は欧州色の強い血統。相手にサンデー系は鉄板として、
ロゴタイプみたいに米血をがっつり入れたほうがバランスが取れていいのかもしれない。
その意味だと母も欧血が半分くらいあるのでどうなのかなと。
ネオユニヴァースはサンデー系でも欧州色強いパワータイプ、Sadlers Wells≒Fairy Kingとか、
ちょっと気に入らない。ベガの牝系のポテンシャルは頼もしいにしても。
まあこれといって特にどうという感じが・・

31. ターシャズスターの14(父Malibu Moon)

半姉に関東オークス勝ちのエスメラルディーナ*1。近親にも重賞勝ちクラスが何頭か。
特別良血ということもない気はするけど、どうかな。
マリブムーン産駒は日本にもいて、母父Fappianoの馬2頭がいずれも勝ち星を挙げている。
といっても1勝馬なので成績がいいとは言えないのだが、とりあえず最低限の適性はあるとは言えるか。
もちろんダートだろう。馬体はトモが良いし、悪くはないと思うが。

*1:あと海外重賞といっても韓国競馬だしねえ…