fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

シルクホースクラブ 2015年度1歳募集馬の自分用メモ 関西編その1

折り返し、関西編。
毎年ディープ産駒には何かしら出資していましたが、
今年はあきらめるしかないかなあ、、
いや、ディープはディープでも、ブリランテの年か?

そんなことを思いつつ。

32. ミュージカルロマンスの14(父ディープインパクト)

母は米GⅠ2勝、最優秀短距離馬牝馬のポテンシャルを素直に評価するならばってところか。
この価格もそういうことなのかな。血統的にはようわからん。
母父Concorde's Tune はボールドルーラー系の非主流血統と言っていいのか。
ボールドルーラー系という括りで語るなら、ディープとの相性が良いとは言えないし、
競争成績も、種牡馬成績もまったく目立たない系譜とあって、あまり強気にはなれない。
きっと牝系が優秀なんだろうな。そんな母の能力に期待したいが、
現役時代41戦もした後の初仔ってはちょっと気になる。健康で丈夫な母というのはプラスだけども。
In Reality の血があって、非主流というとリアルインパクトを想起させるが。
いいトモをしているが、これだけ馬格あって、この体高、好みではないなあ…

33. スペリオルパールの14(父ディープインパクト)

全兄ラストインパクトの活躍によって、名牝パシフィカスの血の力を改めて示した形。
Pacific Princess系とディープとの相性も抜群ということかね。その活躍を受けて、
ここ2年ほどは連続でディープをつけてるのだろう。普通に期待は高まるわなあ。
ノーザンダンサー系のパシフィカスを土台にして、ディープ×ミスプロ、
配合としては理想的な形のひとつかな。Buckpasser、Swaps クロス持ちのティンバーカントリーは、
ディープにフィジカルの強さを加える意味では良いのだろう。
とりあえず馬格はある。それだけ? 動きは物足りない。

34. ワンダーレディアンエルの14(父ディープインパクト)

母は米GⅠ、CCAオークス(D10 F)勝ち馬。叔母には同じディープ産駒のアンチュラスがいる。
母父 Real Quiet はミスプロ直仔 Fappiano 系、ディープとの組み合わせでは、
ダノンバラード、ダコールなどがいて相性はなかなか良い。…のだけど、
母系も同様な米血主体なので、全体的には欧州的な底力が足りない感じなのがしっくり来ない。
アンチュラスくらい走る馬は出てもおかしくはないと思うけど、突き抜けるイメージはないかな。
数字が示す通りに小さく、頼りない。先の成長を見込むにしても…

35. ヒカルアマランサスの14(父キングカメハメハ)

母は重賞勝ち馬でヴィクトリアマイル2着、叔父にカレンミロティック、
3代母は仏オークス馬と、しっかりした牝系。これが2番仔で普通に期待は高い。
キンカメにサンデー系はもちろん良いのだが、アグネスタキオンだと、
けっこういい母馬がいながらにして、あまりよい結果が出ていない点は気になる。
まあでも、たまたまだろうと思うので、ポテンシャルの高そうな母で素直に評価したいか。
さすがキンカメ産駒という部分もあるが、脚が気になるかも。動きは悪く無いものの…

36. プチノワールの14(父ステイゴールド)

半姉にローブティサージュ。祖母はヴィクトワールピサの母と全姉妹であり、
血統背景にはなかなか良いものがある。ステゴとサドラーズウェルズ系は、
ジャミール、テンシノゴールドなど、重賞級はいなくともけっこうな相性を見せているが、
ヘイロークロス、ミスプロ付き、ステゴ牡馬としてはあまり好ましくない感じ。
あの姉がいて、ステゴで、気性的にも課題があるかも。それでも母の繁殖能力に期待したいのであれば。
全体的にはまとまっている感じで悪くはないか。動きもまずまず。

37. ペンカナプリンセスの14(父ステイゴールド)

半兄ダノンジェラート、ワールドインパクト。牡馬で兄同様にクラシックに乗りたい。
ステゴにヌレイエフ系スプリンター、ノーザンダンサークロス、リファール。
ディープなら良さそうに思えるものの、ステゴだともうひとつ足りない、
可もなく不可もなくな感じ。いや、どちらかといえば可だけど、
配合的には兄を超えるというには物足りないところだ。
プチノワールとどっちがいいかな。動きはまあまあ良さそう。

38. クレバースプリントの14(父ハーツクライ)

近いところでは目立つ活躍馬はいないが、3代母のダイナソシエからは、ウインフルブルーム、
サンライズジェガーなど重賞勝ち馬を送り出しており、一応の下地はある。
母父サクラバクシンオーは言わずと知れた名スプリンターで、
母系のマルゼンスキーはメイショウナルトで成功しているし、
ハーツに対して十分なスピードを注入できる配合か。
ノーザンテーストのクロス、ノーザンダンサー4本、緩めのハーツにはこれくらいあっても良さそう。
遅生まれなので、これから成長すればいいなあ。

39. アドマイヤテレサの14(父ハーツクライ)

全兄にアドマイヤラクティ。母年齢もまだ問題ない範囲で、期待できそうか。
母父がエリシオだからハーツと組み合わせすると順当なら長距離向きとなるのだろう。
そして晩成型。祖母がボールドルーラー系で芝1700のGⅢを勝っているあたり、
最低限必要なスピードはこの辺から継いでいるのだろうな。
ノーザンダンサークロスもあって、さすがに結果を出している配合という感じ。
上同様にうまく配合がハマればいいが。牝馬というのは気になる
スラリとして、胴伸びもあるが、バランス感あり。

40. スーパーバレリーナの14(父ハーツクライ)

こちらは全兄にウインバリアシオン。
ただし母はもう20歳だし、バリアシオン以外に活躍馬が出ていないのは気になる。
母父ストームバード系は、全兄以外にはステラロッサ、コレクターアイテムなど。
ハーツは、基本的にはノーザンダンサー系のスピード系種牡馬は合う感じ。
まあ配合については今更特に言うこともないのだろう。
良さそうにも見えるが、全体的に見てもうちょっとかなあ。

41. ライフフォーセールの14(父ハーツクライ)

母は亜GⅠ2勝。中距離の混合GⅠを勝っている分、バラダセールより評価は高いのだろうか。
当歳のキンカメ牝馬はセレクトで5000万だった。こちらが初仔。
母父は Not For Sale、カロ系として見た場合、ベルゲンクライ、リフトザウイングスなど、
大物こそいないが、打率は高い組み合わせ。ハイペリオン色が強いところはハーツと合っているか。
祖母は Nearctic 系で、ジャスタウェイの母父と同じ系統なので、
良いスピードがここから伝わってほしい。
いいトモしていると思うのだが、前脚がちょっと怪しいね。