fuzutataの競馬ノート

馬の話題についてまったり書いていきます

キャロットクラブ2014年度1歳募集馬の自分用メモ 関西編その3

キャロット募集馬メモの6日目、関西編その3です。
ところで、昨日の夕方は測尺が発表になりましたね。
思うところは各人いろいろあるのでしょうが、とりあえずヒルダズパッション。
1億2千万円の最高額、今回の目玉の1頭と言えるでしょうか。
当初、サンデーにリストアップされていたのが、キャロへ流れてきたわけです。
おそらくはナイトマジックとの振り分けの都合だと考えられるところですが、
測尺を見て、あっ(察し。・・まあでもわかりませんけどね!  

募集番号 61 ~ 72

マンボスルーの13
【父ヴィクトワールピサ メス 4.5万円(1,800万円)関西・小崎 憲厩舎】
母は米GⅢ勝ち馬、産駒に目立った活躍馬はいないが、まだまだこれから?
配合的にはネオ産駒の兄アンリキャトルが参考になるだろうか。
こちらは勝てそうで勝ち切れず、未勝利のまま終わりかねない状況。
父がヴィクトワールピサに代わっても、この詰めの甘さはあまり変わらないのかもだけど、
ミスプロのクロスでスピードにもうひと押しが効けばあるいは。

リーチコンセンサスの13
【父ワークフォース メス 4.5万円(1,800万円)関西・平田 修厩舎】
祖母インディスユニゾンはフサイチエアデールの全妹、母リーチコンセンサスは
そのインディスユニゾンの仔のなかで最も活躍した。ちなみにフサイチエアデール繋がりで見ると、
母は牝馬重賞で活躍したライラプスと同じ血統になる。どちらがいい仔を出すか?
ワークフォースとの配合では、ミスプロとノーザンダンサーのクロス。
米系スピード型の母に、タフな欧州型の父、そして実績あるボトムライン、バランスは良さそう。

ムガメールの13
【父ゼンノロブロイ 牡 6万円(2,400万円)関西・庄野 靖志厩舎】
祖母にGⅠ3勝のIntrepidity、兄弟、近親に上級クラスまで出世した馬もいるように、
大物とまではいかずとも、それなりに活躍馬はいる。
母父がミスプロで4×2のクロス! さらにナスルーラクロスがあって、
ちょっと目立つところだけど、母系はサドラーズウェルズで土台はしっかりと。
さらにその母方はNasrullah×Princequilloで、血統構成としてはトレイルブレイザーにも似ているし、
おもしろそうな感じ。ただ、けっこう高齢だし、最近の産駒は不振

ダンスザクラシックスの13
【父ゼンノロブロイ メス 6万円(2,400万円)関西・佐々木 晶三厩舎】
サドラーズウェルズ×レインボウクエストの母、大物感ある組み合わせ。
少し重いかもしれないが、母系にはダンシングブレーヴなのでDroneがいて、
遡ればナスルーラもチラホラ。配合次第では一発ありそうな感じはする。
そんな欧州強めな母には、サンデー×ミスプロであるロブロイがマッチするとも言えるので、
いい感じに出て欲しいところかな。
ロブロイとサドラーズウェルズ系だとせいぜいが1000万止まりってのは気になるデータだけど、
こちらは母のポテンシャルでひと押しを期待したい

ミスエアクラフトの13
【父キンシャサノキセキ 牡 4万円(1,600万円)関西・高野 友和厩舎】
近親には一応重賞勝ち馬がいるが、あまり目立つ成績とも?
兄弟も今のところ500万止まりだし、まあ価格なりの期待であればいいのかも。
母ミスエアクラフトは未勝利だが、血統的には父Marquetryで、
ナスルーラ、Bold Ruler、Romanのクロス、見るからにスピードありそうな感じ。
キンシャサとの配合はやっぱり短距離向きになるだろう、けっこうおもしろいのかも。

ブロードアピールの13
【父キンシャサノキセキ メス 4万円(1,600万円)関西・吉田 直弘厩舎】
母はダート短距離重賞戦線で活躍したブロードアピール、母の実績を思えば、
産駒成績が1000万止まりというのは物足りない。
昨年に引き続きキンシャサノキセキ。出来が良かったのかな?短距離で活躍した母に対して
素直にスプリンター型のキンシャサ、これまでとひと味違ったところが出ないだろうか。
母は全体に米血統色が強いが、キンシャサは母系にリボーなど欧州系の底力を備えているので、
そこがワンポイントになる感じも良い

マチカネホレルナヨの13
【父キンシャサノキセキ メス 3万円(1,200万円)関西・西園 正都厩舎】
従兄弟には伊GⅠ馬もいるが、こちらの母マチカネホレルナヨは父がカーリアンになるので、
より日本向きの繁殖とは言えそう。母はカーリアン×ミスプロで、
そこにキンシャサであればやはり芝のスピード型と見るのが自然か。
父フジキセキの半姉がまだ未勝利なのが気になるところだが、
父サクラバクシンオーのオレニホレルナヨが準OPまで出生している。
スプリンター型の父のほうが合っているのかも?

ファーレサルティの13
【父タニノギムレット 牡 4万円(1,600万円)関西・千田 輝彦厩舎】
3代母にKaties、ヒシアマゾンの母。祖母ケイティーズファーストの孫にはアドマイヤムーンもおり、
なかなか繁栄している牝系。
一発の可能性は低くとも、そこそこは走れそうだし、価格を考えるなら検討に値するだろうか。
ギムレットにサンデー系、ダンスインザダークだとタガノティアーズがいる。
底力は十分ありそうで、あとは母系からスピードが補強できればというところか

リードストーリーの13
【父マンハッタンカフェ メス 4万円(1,600万円)関西・牧浦 充徳厩舎】
母は米GⅡを3勝、兄弟はまだ目立った成績を挙げていないがこれからかな。
母父はフォーティナイナー直仔のEditor's Note。自身は米GⅠ2勝だが、
産駒にGⅠ勝ち馬がいないのは物足りない点。マンカフェとの相性的には、
ミスプロ系として捉えれば悪くはないところなんだけど、インパクトには欠ける。
3代母Carols FollyはGⅠ馬を複数出しているし、この母も秘めるポテンシャルはありそうなんだけども。

マギストラの13
【父クロフネ メス 3.5万円(1,400万円)関西・吉村 圭司厩舎】
母はキングカメハメハの半妹でディープインパクト産駒、字面だけ見ればすごい血統だ。
母マギストラの出来はともかくとすれば、
クロフネ×サンデーの相性の良さを踏まえるとディープで悪いということはないだろうし、
キンカメを産んだ牝系が土台にあれば、やはり魅力的ではあるか。
ディープにラストタイクーン、やはり芝向き、
多くの活躍馬を出しているクロフネの牝馬というのも良いだろう

シャンスイの13
【父ドリームジャーニー 牡 4.5万円(1,800万円)関西・小崎 憲厩舎】
祖母がダイナチャイナで、アーネストリーやアグネスカミカゼがいる牝系だが、
こちらは母父がスウェプトオーヴァーボードでちょっと微妙な感。ステゴ産駒の兄は中央未勝利。
ステゴ×ミスプロと考えると特別にいい配合とも思わないが、
さらにノーザンテーストをクロスさせるのはおもしろい。
ドリームジャーニーも小さい馬だったので、ステゴのときと同じ理屈は成り立つのでは?

スキッフルの13
【父ドリームジャーニー メス 5万円(2,000万円)関西・松永 幹夫厩舎】
兄姉にフラガラッハ、イリュミナンス、フェルメッツァ、重賞で活躍する馬を3頭送り出しており、
なかなかの安定感。今のところサンデー系なら100%結果が出ているし、
さらにそのなかでも重賞勝ち馬を出したのはノーザンテースト入りのデュランダル産駒。
Hyperionの血と相性がいいと考えるなら、ノーザンテーストクロスの
ドリームジャーニーも好相性の可能性が高い。牝馬でどうか?というのはあるけども。
フラガラッハは5歳になって重賞を勝ったが、ドリームジャーニー産駒のこちらも晩成型かもしれない。